子育て・しつけ

もうサイズ表記だけに頼らない!

靴の選び方・履かせ方の極意

正しい選び方と履かせ方を知れば足にぴったり合った気持ちのいい靴は手に入る!
ママが実践できる極意を伝授します。

極意

新しく購入するとき

靴の中敷きを外して足に合っているかチェックすべし

 靴は、同じサイズでもメーカーによって、つま先の余裕の取り方や幅の広さが異なります。ですから同じ16㎝表示の靴でも、メーカーが違えば大きさが異なることもあるのです。
 そこでサイズの目安となるのが中敷きです。お店の人に断って靴から外してもらい、子どもの足に当てましょう。つま先に1㎝の余裕があればOKです。中敷きのない靴を購入する場合は、専門店なら子ども用の中敷きを置いているので、それを使わせてもらうか、手持ちの靴の中敷きを外して店舗まで持っていき、それを目安に判断してください。

極意

履かせるとき

ベルトはつま先を浮かせてかっちり締めるべし

 「ステップ3」でつま先を浮かせた状態でベルトを締めるのは、足に体重をかけないため。体重をかけたときとかけないときでは、大人の足でも幅は1㎝弱、長さは1・5〜1・8㎝程度変わります。体重をかけた状態でベルトや靴紐を締めてしまうと、蹴り上げたときに靴の中で足が動き、ぶかぶか靴になってしまうのです。
 こうした履き方は時間が掛かりますが、素早く脱ぎ履きできるというのは、その分靴が固定されていないということ。できるようになるまで、ママが手助けしてくださいね。

STEP1

ベルトを広げ、靴下のシワを伸ばして足を入れる

STEP2

ベルトを締める前にかかとをトントン

STEP3

つま先を浮かせた状態でベルトを締める

STEP4

靴の中で足指を動かせるか確かめる

極意

買い替えるとき

靴底と靴の後ろも定期的にチェックすべし

 園児の足は1年で約1㎝成長します。新しく購入するときつま先に1㎝の余裕を持たせていれば、半年後には0・5㎝の余裕が残っているはず。それ以上履き続けるときつくなるので、半年くらいが買い替えのタイミングなのです。
 サイズだけでなく、靴のバランスも重要です。靴底の削れ方や、靴を後ろから見たときの傾き具合をチェックし、バランスが崩れていたら半年を待たずに買い替えを。購入時に靴底とかかと側の写真を残しておいて、定期的に見比べるといいですね。

かかとの減り方が均一でなく、靴のバランスが崩れている

左右で靴底の模様の削れ方が違う。これもバランスが崩れている証拠

やっぱりこれはNGですか?
あんふぁん読者たちの靴の選び方

子どもに履かせている靴についてあてはまることを読者に聞きました(複数回答)。ママたちの本音としては、なるべく長く履かせて買い替えを減らしたいところですが…。

少し大きめの靴を選ぶことがある……66.0%
お下がりを履かせたことがある……46.2%
実際に試さずに通販で買ったことがある……22.9%
競技用シューズを普段使いしている…7.5%
ブーツやヒールなどのお洒落靴を履かせている……6.2%

一番よく履く靴でなければ神経質になり過ぎなくて大丈夫です

 理想を言えば、履き癖のついたお下がりの靴や、デザインを重視したお洒落靴は、子どもの足にとってお勧めできません。でも、レインシューズやサンダルなど、たまにしか履かない靴であれば、そんなに神経質になり過ぎなくても大丈夫です。
 通販は、幅の広さが豊富な海外の靴を扱っているなど、良い面もあります。ただ、履かせてみて足に合わない場合は返品してください。
 競技用シューズの普段使いについては、なるべく避けてほしいですね。中には左右で靴のバランスが違うつくりのものもあるので、普段履きには適していません。

足の健康を考える内田さんの思い

日本の子ども靴を取り巻く環境は決して良いとは言えません

園や学校での履き物は、欧米では足を固定しやすい「紐靴」なのに対して、日本の場合はほとんどが脱ぎ履きのしやすさを重視した「バレエシューズ」タイプの上履きです。しかも上履きに使われている木型は、戦後以降子どもの足の計測が全くされていないので戦後のままです。私の願いは、園や学校などの教育機関が健康診断で足の計測を始めたり、保護者からも「子どもの足に合った靴を選びたい」という声が少しずつ上がること。そうした動きが、やがて日本の靴メーカーを変える力になると願っています。

illustration SHIBATA Keiko

前のページは「ぶかぶか靴は大人も子どもも気付きにくい」

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