子育て・しつけ

妻・夫それぞれの考えをチェック
夫婦円満の第一歩は違いを知ること!

1週間で大きな変化が出た、2組の挑戦者たち。自分の気持ちと相手の気持ちに変化が出たポイントは「男女の違いについて知る」ということのようです。
まずは下の質問に、夫婦で一緒にトライしてみてください。

  • Q

会社から帰宅した夫に、妻は「今日どうだった?」と聞くと、夫は「別にー」と答えました。この時の夫・妻それぞれの気持ちを考えてみてください。

  • A

まずは夫の気持ちから。「別に君に報告しなきゃいけないような重大な問題はないから心配しなくていいよ」が「別に」に込められた意味。男性は事実的思考ですから、文字通り「今日一日」が「どうだったか」を瞬間的に振り返り、この場で言わなければならない問題以外は、話さなくていいと判断します。男性にとって「別に」は最高の答えなのです。
一方で妻の気持ち。こんな質問をしていますが、一日のレビューを聞きたいわけではなく、「パパとコミュニケーションを取りたい」「自分も話したい」というのが真意。だから「別に」と言われると、コミュニケーションを断ち切られたように感じます。夫は答えに悩む前に、「早く会いたかったよ」とハグするのがベストアンサーです!

ママはこう考えよう!

夫のトリセツ

服や靴下を脱ぎ散らかすのは犬のおしっこと一緒!?
上の質問で、まずは男女の受け取り方の違いが分かったかと思います。この後、「別に」と答えたパパはソファでダラダラし始めました。靴下は脱ぎっ放し、鞄は玄関に置きっ放し。いい加減にしてよ!と言いたくなりますが、ちょっと待った。実はこれこそあなたに満足している証しであり、ママの対応力の見せどころでもあるのです。
男性は征服願望が強い生き物です。パパにとって家とは自分の「縄張り」。犬が電柱におしっこをするのと一緒で、いくら脱ぎ散らかしても自分では汚いと思いません。でも、まさか会社の机に靴下を放り出しませんよね。つまりママの前では「素」に戻れているのです。「わが家はパパにとって居心地が良い証拠。私のおかげね」と、ご自身の内助の功を褒めましょう。

達成願望で動くパパはママの笑顔で報われた気分になる
しかしずっと散らかしっ放しでは困りますし、そこをどうにかしたいわけですよね。そんなパパをやる気にさせる魔法があります。それがママの笑顔です。
男性のもう一つの特徴は達成願望で動くということ。ママの笑顔は「俺はママを幸せにできる男だ」という評価です。そして「こうすればママは笑顔になってくれる」という目標が定まれば、次からそこに向けて努力できます。だから、例え10回中9回はママが靴下を洗濯機に運んでいようと、ちゃんと片付けたときは笑顔で「ありがとう!」と言ってほしいのです。
「ゴロゴロしないで!」「片付けてよ!」とダメ出しをされると、その時は従うかもしれませんが決して長続きしません。それは達成願望が満たされず、自身が果たすべき目標として捉えられていないからです。

夫が優しくなるには懐の深い妻の助けが必要です
今回の1週間チャレンジ、ぜひ夫婦で挑戦してもらいたいところですが、働き掛けるのはママからがおすすめ。多くの男性は「今の俺で妻を十分満足させている」と思うことで征服願望と達成願望を満たしていますから、自分から変わるというのは能力的に難しいのです。ママからすると「小さいな」と感じるでしょうが(笑)、一方で男性のこのプライドは仕事を頑張る原動力にもなっています。夫が優しくなるには妻の助けが必要です。懐の深い女性の皆さん、ひとつ先手を打ってやってください!

パパはこう考えよう!

妻のトリセツ

女性の会話は「気持ちトーク」であると知るべし
上の質問の回答を読んで「ハグすればいいだって? 〝今日どうだった?〞という質問に答えてないじゃないか」と思ったあなた。これこそ女性の特徴の一つ、「気持ちトーク」を攻略する秘訣が隠されています。
僕のセミナーで男女の違いを学んだ、あるカップルの話です。休日家でテレビを見ていた彼氏に「ねえ、そんなに面白い?」と彼女が聞きました。いつもなら「うん」と答える彼ですが、ふと「…それって、テレビばっか観てないで私と話してよってこと?」と聞きました。彼女は「よく分かったね〜」と感心したそうです。このように女性は言葉に自分の「気持ち」を乗せてしゃべります。もしこの時彼が文字通り受け取って「うん」と答えていたら、彼女は「私の気持ちを分かってくれない」と感じていたでしょう。

女性は生きた体温計。安心できることで愛情を感じます
女性のもう一つの特徴は「生きた体温計」ということです。
風邪を引いたとき、体温計で熱を測りますね。もし38度だったらすごく不安になります。でも、36度だったら安心します。女性の気持ちはこれと同じ。自分の心の中に安心度を測るメモリがあって、安心を与えてくれることで愛情を感じます。
この安心度を保つのが、ハグや「愛しているよ」という言葉です。ハグが照れくさい方は「今の俺があるのもお前のおかげだよ」と言い変えて。

最大のサービスでお得意様を獲得するのが「夫業」
結婚前は、妻の気を引くために最大限の努力をしてきたはず。しかし相手を手に入れてしまうと、私たち男性は「素」の状態に戻ります。妻を信頼し、満足しているからこそなのですが、妻は「結婚してから冷たくなった」と感じてしまうのです。
そこでおすすめの捉え方があります。それは「サービス業」や「営業」と同じように、妻とのコミュニケーションを「夫業」と思うこと。仕事のクライアントと同じように、妻もあなたが満足させるべき相手の一人です。帰宅して、最低でも30分はいきなりテレビの前でゴロゴロするのではなく、話にあいづちを打ち、安心のメモリを上げていきましょう。「帰ってからも仕事かよ」と思わず(笑)、まずは続けてみてください。何事も3週間続けば習慣になると言われています。こうしたサービスをすることで、妻はあなたの一番近くで、誰よりも永く、何があっても離れない「お得意様」になってくれるのですから。

巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター) illustration SUGIURA Yu

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