子育て・しつけ

「パパは指示しないと動いてくれない」「せっかくママを手伝っても文句を言われる」。パートナーへこんな不満を持ちつつ、「どうせ変わらないから」と諦めていませんか?
気持ちを上手に伝え、夫婦円満になれるコミュニケーションにはコツがあるんです。
2人の読者に1週間、パートナーには内緒で専門家のアドバイスに従って、接し方を変えてもらいました。果たして効果のほどはいかに?

お話を聞いたのは
石井希尚さん

結婚前のカップルに行う「プリマリタル・カウンセリング」を米国で学び、日本に広めた第一人者。著書「この人と結婚していいの?」(新潮文庫)は20万部超のロングセラーに。現在、結婚・恋愛カウンセラー、企業セミナー講師を務めるほか、作家さん、牧師、カフェオーナー、ミュージシャンなど多岐に渡り、妻・久美子と夫婦二人三脚で活躍中。

山川ママ(仮名)
ママ(33歳)、パパ(36歳)、小2男の子、年中女の子の4人家族。子どもの面倒見はいいパパだが、家事はほとんどママ。

私がバタバタしていてもパパはテレビを見てゴロゴロ。気持ちを察してくれません

山川ママの不満

気持ちを察してほしい
「手伝って」と頼むのは悔しいので、大げさにため息をついたり「あー忙しい!」とアピールしてしまいます。パパはバツが悪そうにしたり、子どもにきつく接したりして良くない雰囲気に。

ママの頑張りを認めてほしい
毎日のご飯を、「おいしい」とも「まずい」とも言わず黙ってモグモグ。たまには「おいしいね」と言ってくれたら、私も家事を「やってあげてる」ではなく「やってあげたい」という気持ちになれるのに…。これは私のわがままですか?

この3つを実践すべし!

1.帰宅したパパを最高の笑顔で迎えましょう

男性は評価を求める生き物。「俺のおかげでママは幸せなんだ」「俺はママから評価されている」と思えるとやる気が出ます。初デートの笑顔を思い出して、女優になって!

2.「◯◯してくれるとうれしい」と手伝いを頼みましょう

女性の気持ちを察するというのは男性にとって至難のワザ。手伝ってほしいときは「◯◯してくれるとうれしいな」と頼みましょう。やってくれたら「ありがとう!」とオーバーに喜んで。

3.パパに言ってもらいたいことは自分から聞きましょう

パパは、毎日ママのご飯を食べているという「事実」こそが満足している証しで、言葉が必要だと思っていません。ママから「おいしい?」と笑顔で&うれしそうに聞き続けましょう。


私のイライラが減ったことでパパとの距離がぐっと近くなりました

男性にとっては「気持ちを察するのは難しい」「ご飯を食べている事実が満足の証し」と知り、フッと肩の力が抜けました。手伝ってくれたときも、今までなら「あー、やっと気付いたか」と思っていたのですが、「やってくれてありがとう」と思えるようになりました。私が笑顔になったことでパパも何気ない出来事を話してくれるなど、夫婦の距離が縮まったと思います。パパには内緒のまま、これからもチャレンジを続けたいです。

《さらに1ヶ月後…》

イライラしている時も一呼吸おいて、「夕飯の支度が忙しいから、お風呂の準備をしてもらってもいい?」と、伝わりやすい言い方を考える習慣がつきました。パパも「具体的に指示してくれると助かるよ」と言ってくれるようになりました!


海野パパ(仮名)
中学校教諭のパパ(33歳)、ママ(34歳)、年長と年少の女の子、0歳男の子の5人家族。パパの帰宅は20時過ぎで、部活指導のため土日出勤も多い。

ストレスがたまるとママが爆発…。お互い感情的になってしまいます

海野パパの不満

きつい言い方をやめてほしい
普段は教師である私を応援してくれる妻ですが、土日勤務や残業が続くとストレスをためてしまい、「学校の生徒と自分の子ども、どっちが大事なの!?」と激しい口調になります。

感情的なけんかをやめたい
売り言葉に買い言葉で、私も「そんな言い方されたら、やっていけないよ!」と言ってしまいます。いつもは「結婚して良かったよ」「愛してるよ」と言い合っているのに…。後悔して翌朝すぐに謝りますが、どうしたら変われますか?

この3つを実践すべし!

1.帰宅したら「今日どうだった?」と自分からママに聞きましょう

一日中子どもたちの相手をしているママにとって話すことは大事なストレス解消法。ご自身の今日の出来事も、聞かれるより先に話しましょう。

2.軽いスキンシップを大事にしましょう

女性は安心できることで男性の愛情を感じます。肩をポンッと叩く、手をぎゅっと握るなど、軽いスキンシップで安心感を与えましょう。

3.ママの目に見える形で何かを変えましょう

例えば1時間早く帰って、「一緒にいたいから早く帰ってきたよ」と言いましょう。さらに生徒さんにも「家族の時間も大事にしたいから早く帰るよ」と伝え、ママにも「生徒にこう話したんだ」と言うとなお良し! 職場でもママのことを忘れていないというメッセージになります。


妻のピリピリ感が減り、穏やかに。スキンシップの大切さを実感!

1つ目のアドバイスはいつもと違う言動のせいか妻に怪しまれて断念しましたが(笑)、絶大な効果があったのは2つ目のスキンシップです。子どもたちにキスをする流れで軽くハグする度、妻のピリピリ感が減っていきました。3つ目のアドバイスについても、学校の生徒に「妻を大事に思っている」と話しました。穏やかになっていく妻を見て僕の気持ちも穏やかになり、何かしてあげたいという思いや感謝が一層増しました。

《ママにネタばらししてみました》

実は私も「パパの言動が穏やかだから、私も穏やかになれるな」と感じていた1週間でした。朝、「ママ、今日もよろしく!」と、肩をポンッと叩いてくれたことがすごくうれしかったです。会話自体は同じでも、流れる空気がいつもより温かな日々でした。

ぜひあなたも1週間チャレンジを!
解説は次のページから

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