子育て・しつけ

「ママ友付き合いで気掛かりなこと」をあんふぁんママに聞いたところ、実体験に基づく、熱のこもった回答がたくさん集まりました。年齢、家庭内の話題、子育ての方針など、デリケートな話題をはらむことに難しさがあるようです。
でも、せっかく同い年の子を持ち、縁あって出会った者同士。「ほどよくいい関係を築くためのコミュニケーション術」を考えていきましょう!

お話を聞いたのは
大塚真梨子さん

(株)ダイレクトコミュニケーション講師、精神保健福祉士。数多くの企業でコミュニケーション講座講師として活躍するほか、育児ストレスのマネジメント、夫婦間・家族間のコミュニケーションサポートなども行っている。

ママ友付き合いで気掛かりなこと

「敬語で話す? それともタメ口?」

年上のママにはどうしても敬語になる私。でも、タメ口で話すママを見ていると相手との距離がすごく近い気がします。思い切ってタメ口の方がいいのでしょうか?[34歳・年少ママ]

全く親しくないママから、いきなり「これって◯◯じゃない?」とタメ口で話を振られて、不快でした。[35歳・年中ママ]

「年齢が離れていると距離を感じる…」

年齢を教えたら敬語に変わってしまった年下のママがいました。同じ歳の子を持つママ同士なのに、ちょっとさみしい…。[42歳・年中ママ]

周りは30代のママがほとんど。仲良くしたいのですが、ランチ会などにも誘われず、距離を取られているように感じます。[27歳・年中ママ]

「子育ての方針の違いで気まずくなった…」

私が「体に悪いから食べさせていないんだ」と言ったスナック菓子を、そのママは自分の子どもに食べさせていた…。気まずい![35歳・年中ママ]

「小さいうちは遊びも大事だから、習い事は週2回までにしている」と話したら、相手のママが週5で子どもを習い事に通わせていることが後から判明。[35歳・年長ママ]

「家庭内のことを聞かれてドン引き!」

不妊治療中、ママ友から「2人目つくらないの?」と聞かれました。欲しくてもできず、辛い時だったのに…。[29歳・年少ママ]

初対面のママから「旦那さんのお仕事、◯◯なんですかー?」といきなり聞かれ、戸惑いました。[35歳・年少ママ]

  • Q

    あなたは初対面のママとの会話が得意な方ですか?

  • 「苦手・どちらかと言えば苦手」の人が若干上回る結果に。どのタイプのママも「ママ友とのいい距離感が分からない」という悩みは共通していました。
  • あんふぁんWebアンケート 2018年2月7日~3月6日 有効回答数1080

ママ友には「地雷」が多いからこそ自己開示が大切です

「自己開示」とは、自分のことを話して相手に安心感を与えるという、信頼関係を築く上で有効なコミュニケーション術です。
ママ友との会話には踏むと厄介な「地雷」がたくさんあり、しかも人によってその地雷は異なります。だからこそ、地雷になりそうなことを早い段階で開示してしまうのです。ここに挙がっている年齢問題も、「◯歳です」とは言いづらいですが、「うんと年上なので年齢はナイショ。でも別け隔てなく仲良くしてほしいです」「周りのママより年下なのでちょっと緊張しています」というように「自分の気持ち」として言い換えれば開示しやすくなりますし、「地雷」を踏まれる可能性も低くなります。
敬語・タメ口問題も同じですね。「タメ口で話してもらった方がうれしい」「敬語で話すので固く思われがちだが、みんなと仲良くしたい」と開示していけば、人となりが伝わり、お互い接しやすくなります。

子どもは同い年でもママの考え方は違うものと捉えて

一方、パパの職業など開示したくない話題を振られた場合。「仕事のことを家に持ち込まない人だから」とやんわり話題を遠ざけるか、「営業系の仕事」など差し支えない範囲で答えれば角は立ちません。
こうした考え方の違いに悩んだり不快に思ったりするママもいますが、子どもが同い年というだけで、ママ自身の育った環境はバラバラ。「違って当たり前」と捉えたいですね。皆がそう思えれば、ちょっとした子育ての方針の違いで気まずいことがあっても、お互い不安や反発を感じずに済みます。もし「失言しちゃった」と思ったら、「この間は余計なこと言ってごめんね」と謝ればいいのです。「気に掛けてくれたんだ」と、プラスに転じることもあります。
それから、あまりママ友とだけの関係に固執し過ぎないこと。学生時代の友達や趣味の仲間などに目を向けて肩の力を抜くことも、ママ友といい関係を築くために重要です。

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それでも“地雷”を踏んだら or 踏まれたらどうする?

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