子育て・しつけ

どう向き合ってる? 子どものウソ

特集 どう向き合ってる? 子どものウソ

特集 どう向き合ってる? 子どものウソ

お話を聞いたのは

植松紀子さん

うえまつ・のりこ 臨床心理士。
こどもの城・小児保健部勤務を経て、現在日本大学講師、植松メンタルヘルス・ルーム主宰。

園児時代のウソを問い詰めるのは逆効果

 「ウソはいけないこと。小さなウソでも許していると、ウソつきの子になってしまう」。こんなふうに考えていませんか? 安心してください。園児がつくウソでママが心配しなければいけないウソはほとんどありません。
 そもそもウソがつけるのは成長の証し。そして大きくなるにつれ、ウソの種類も変わっていきます。最初は空想のウソ。言葉が早い子なら3歳くらいから現実にないことを話します。その後、願望のウソ、叱られたくないウソ、目立ちたいウソなどが出てきて、年長さんくらいになると友達をかばうウソも出てきます。
 心配しなければいけないのは、相手をだまそうとして計画的につくウソですが、巧みなウソをつくようになるのは、だいたい小学校中学年くらい。園児時代のウソはどれも行き当たりばったりです。「お皿割ったのは僕じゃないよ」とウソをついても、計画的ではありません。そこで「どうしてウソつくの!? 正直に言いなさい」と問い詰めると、かえってウソを隠そうとします。

ウソは心のサイン 子どもに目を向けて

 年長さんくらいのウソだとママの中には「私のしつけ方が間違っていたかしら」と心配したり、バカにされたように感じて怒りを覚えたりする人もいるかもしれません。
 でも実は、ウソは子どもからのサインなのです。「叱られたくない」「もっと自分を見てほしい」「甘えたい」といった思いが込められています。ウソそのものをやめさせようとするよりも、ウソをついてしまう子どもの気持ちを受け止めることが大事です。
 子どもがウソをつくときはママも自分に余裕がなく、子どもを見ていないことが多いのです。もしそうなら、例えば自分で着替えるといった「できて当たり前」のことでも、「着替えてくれて助かったよ」と伝えてみてください。子どもは「自分を見てくれている」と安心でき、「本当のことを言ってもママは受け止めてくれる」という信頼につながります。

どう向き合ってる? 子どものウソ

どう向き合ってる? 子どものウソ ケース1

友達をたたいたのに「やってない」と言う。
目の前で見ていたからバレバレなのに…。
【大阪府・年中ママ】

あなたならどうする?

A「ウソつくんじゃないの!正直に言いなさい」
B「たたいたのを見てたよ。お友達に謝ろうね」
C「どうしてやってないなんて言うの?」

どう向き合ってる? 子どものウソ ケース2

本当はビリだったのに
「園のかけっこで1番になった!」とウソを言います。
【愛知県・年中ママ】

あなたならどうする?

A「がんばって走ったんだね」
B「本当は1番じゃなかったんでしょ?どうしてウソをつくの?」
C「1番なんてすごいね!」


どう向き合ってる? 子どものウソ ケース3

「俺はカブトムシに
変身できる!」と言います。
【千葉県・年少ママ】

あなたならどうする?

A「……(苦笑)」
B「つまらないこと言わないの」
C「すごいねー。どこからツノが出てくるのかな?」

どう向き合ってる? 子どものウソ ケース4

兄に口ゲンカで勝てなくて、
「お兄ちゃんにたたかれた」
とウソの告げ口をします。
【福岡県・年長ママ】

あなたならどうする?

A「本当? お兄ちゃんに聞いてみるわ」
B「お兄ちゃんに『やめて』って言ってみたら?」
C「悔しくてもウソは絶対にダメよ」

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