子育て・しつけ

きょうだいゲンカにイライラ! 上の子と下の子の「心理」の違いを知っていますか?

子どもも親も幸せになる 「ほめ育」のすすめ

今回のテーマは「きょうだいゲンカ」です。
きょうだいゲンカが、毎日のように続くと、「いい加減にして!」と叫びたくなりますよね。でも怒ったばかりに、子どもが泣き出し、収集がつかない…など、うんざりした経験をおもちのお母さんも多いのでは?
そんな悩みがあるなら、まずは上の子と下の子の心理を、それぞれ把握することがポイントです。今回は「きょうだいゲンカかにイライラ、うんざり!」しているお母さんに向けて、「認める」ことの提案です。

上の子と下の子では、そもそも価値観が違う!

そもそも、きょうだいゲンカは、なぜ起こるのでしょうか? その答えは、それぞれの価値観が違うからです。ほめ育では、「相手を知ること」を最優先にしています。上の子と下の子、それぞれの気持ちに寄り添ってみてください。解決の糸口が見えてくるはずです。
 
【上の子の気持ち】
「〇〇(下の子)が生まれるまでは、僕(私)がお父さんとお母さんを独り占めできたのに…」
「前は僕(私)ひとりで遊べたのに…、どうして邪魔するの?」
つまり、上の子は自分のペースを乱されたくないのです。
 
【下の子の気持ち】
「お兄(姉)ちゃんのおもちゃ、かっこいい! 僕(私)も遊んでみたい!」
「お兄(姉)ちゃんの新しい色鉛筆きれい! 僕(私)もお絵かきしてみたい!」
つまり、下の子は上の子に憧れているのです。
 
上の子は自分のペースで過ごしたい、下の子は上の子と同じようにしたい。子どもですから善悪の区別がないのは当たり前、自分中心に考えます。だから相手のものを奪ったり、イライラして叩いたりするわけです。

頭ごなしに怒っても解決しない!「認める」ことが第一歩

お互いに価値観が食い違うのですから、頭ごなしに怒っても解決しません。そこで提案したいのが「認める」ということです。
上の子のことは、「今はひとりになりたいのかな?」と見守り、待ってあげましょう。下の子には、「ホントだ! お兄(姉)ちゃんのおもちゃ、かっこいいよね!」と同調してあげましょう。
その上で次の3つを実践してください。ポイントは「伝える」です。
 
1.存在のありがたさを伝える
きょうだいは、そもそもすばらしい出会いです。「きょうだいがいるから遊べることもあるよね?」「ケンカができるのも、お互いがいてくれるからだね」と伝えましょう。
 
2.お母さんの気持ちを伝える
「お母さんはきょうだいゲンカを見ると、本当に悲しいよ」「お母さんは仲よくしている姿が好きだよ」と “Iメッセージ”で気持ちを伝えてください。目を見て話すこともポイントです。
 
3.ケンカの本当の意味を伝える
きょうだいゲンカには、たくさんの学びが詰まっています。しっかり意見を主張すること、相手の想いをくんで、譲ることや、許すこと、それぞれの大切さを伝えましょう。
 
このように「認めて、伝える」過程は、いわば成長の種を植えること。子どもたちはきっと成長した姿を見せてくれます。
実は、きょうだいゲンカは、仲がいい証拠でもあります。たまのきょうだいゲンカは大歓迎!
「どうぞ」と言えた、「ごめんね」が言えた、そんな成長の芽が見えたら、たっぷりほめてあげましょう!

今日からできる!
ほめ育ワンポイントアドバイス

今日もきょうだいゲンカをしていましたか? 冬のケンカは「温まる」「体を寄せ合う」こともポイント。自然と気持ちがほぐれます。きょうだいで手をつないだり、抱きしめ合ったりできるよう、お母さんがサポートしてあげるといいですね!

PROFILE

PROFILE

原 邦雄(はら・くにお)
株式会社スパイラルアップ・一般財団法人ほめ育財団代表
世界10ヶ国に広がる“ほめ育【Ho-Me-I-Ku】”を世界共通語に!
世界中の人たちを輝かせる! をミッションに掲げ、子どもの教育にチャリティーをすることを目的に、「一般財団法人 ほめ育財団」を設立。
大手コンサルタント会社で活躍後、飲食店の洗い場で4年間住み込み修行。多数の現場で培った経験と、脳科学・心理学をミックスした教育メソッドは、大人だけではなく幼児教育にも活用できるとして、国内外200社に導入され、のべ100万人以上の成長に繋がる。ハーバード大学やザ・リッツ・カールトンホテルでのセミナーをはじめ、年間200回以上の講演を行う。著書は5冊。テレビ朝日「報道ステーション」やNHK、TV東京の池上彰氏特番にも登場。

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