小学生ママ

子どもにゲームを与えるのはいつがいい? 買う前に考えたい5つのこと

ゲームはデメリットばかりではない!?

子どもにゲームを与えるのはいつがいい? 買う前に考えたい5つのこといよいよ、今年も残りの日数を手で数えられるまでになりました。今年はどんな1年だったでしょうか? 10大ニュースを家族で考えてみるのもいい時間になりそうですね。

さて、この時期にはクリスマスプレゼントや、お年玉でゲームを買うかどうか、で悩んでいるママも多いのではないでしょうか? 今回はそのことについて私なりの考えを書いてみます。
 

ちなみに息子(現在26歳)には、いつごろゲームを与えたかというと、確か幼稚園の年中さんくらいだったかと思います。当時はまだ携帯ゲーム機はなく、任天堂のファミコンでした。私もゲームを小さいうちから与えたくなかったのですが、当時、嫁ぎ先の家業を手伝っていた私は、息子を夏休み、冬休みと義母に預けていて、その際にすでに小学生だった姪っ子たちと一緒に過ごしていたので、姪っ子が持っていたゲームで息子はしっかり、ちゃっかり味を占めてしまいました。どんな時に、どんなふうに買うことになったのか、それは記憶にないのですが、ただゲームをしている息子を見た時に思ったのは、「あれ? これすごく頭使うわ」ということだったのです。息子がやっていたのは「パネルでポン」という、「ぷよぷよ」のように同じマークを並べて消していくもので、瞬時に先を読んで、並べ替えないとあっという間にゲームオーバーになってしまいます。私も一時、はまった時期がありましたが、小学校1年くらいで最強の魔王を倒してしまう息子には、とてもとてもかないませんでした。「この子は天才だ!」と、その時思いました(笑)。教育熱心なご家庭の話を聞くと、「ゲームは与えなかったし、テレビも見せなかった」とおっしゃることもありますが、我が家では両方OKでした。ゲームでできる脳トレや、テレビが教えてくれる知識もあって、デメリットばかりではないと思えたからです。

© taniho

自分を律する力が育っていれば、ゲームについての約束守れる

その我が家の体験と、今「ゲームばっかりやっている・・・」と悩んでいるママたちの声の両方を踏まえて、私がアドバイスすることは以下です。

1.子どもがどうしても欲しい、と強く要求するまでこちらからは与えないこと
2.お子さんの発達度合いや、性格をよく観察して判断すること
3.ゲームを持つ、やることのメリット、デメリットを親子で十分話し合うこと
4.買う前に約束事を親子で話し合い、合意のもとにはっきり決めておくこと
5.決めたことは親も必ず守る、という強い意志を持つこと

この5つをおすすめします。
 

まず1について。「子どもが欲しがっているし、プレゼントしたら喜ぶに違いないから・・・」と、喜ぶ顔見たさについつい簡単に買い与えてしまいがちなのですが、食べてなくなるものではなく、この後の付き合い方が非常に大事なものです。これで悩んでいるママたちが多いわけですから。それを考えると、最初の喜びだけのために買うのは、軽はずみといえるでしょう。子どもの「どうしても、どうにでも、絶対欲しい!」という強い欲求と、それが簡単には叶わないというプロセスがあってこそ、手に入れた後の約束事を守る自律心も育てやすくなるはずです。
 

2については、「まわりの子たちが〇才から遊んでいるから」「同学年のお友達がみんな持っているから」と、年齢でひとくくりにして判断するのは好ましくありません。ここで言う発達や性格というのは、その時点で自分のことを自分でどのくらいやれるか、自分の欲求をコントロールする自律心がどのくらい育っているか、ということです。それを日々の生活の中で判断して、たとえば身支度を時間内に自分でできるとか、おやつをいつまでも食べ続けるのではなく、決めた分だけでやめられるとか、自分を律する力が育っていると思えば、ゲームについても決めたことを守りながら使える可能性が高いですが、そうでない場合はまだ与えるべきではない、と考えたほうがいいでしょう。日々の生活を整えるトレーニングをまず先にして、ゲームはそれができるようになったら買ってもらえるという目標にするのが望ましいですよね。
 

3について、これもやるのとやらないのとでは大違いです。どんなことにもメリットとデメリットがあり、両方を踏まえた上で判断する、という思考のトレーニングにもなります。そしてこのプロセスを踏んでおくことで、4の約束も守られやすくなるでしょう。
 

最後に4と5ですが、4はやっても、5ができないことが多いものです。決めた約束を守れないのは、子どもだけでなく親もだ、ということです。約束を破った時にはこうする、と決めたことは、必ずその通りにしなくてはなりません。それをしないと、子どもも約束を破ります。ここでは親の強い意志が試されています。それがしつけに関わってくるでしょう。頑として譲らない、そういう親のあり方を見せることも大事な教育です。
 

これらのことをやったとしても、ゲームについて悩むこともあれば、思い通りにならないこともあるでしょう。でもそれを試行錯誤することで、私たちは親子ともども成長し、時にはぶつかりながらも愛と信頼を高めていけるのではないでしょうか? ゲームはあくまでひとつの切り口にしかすぎません。悩むこともまた必然、そんなふうに考えられたら楽になりますね。
 

来年がさらにステキな年になりますように。よいお年をお迎えください。
 

プロフィール

谷 亜由未
谷 亜由未

プレシャス・マミー メンターコーチ
株式会社プレシャス・マミー 代表取締役。1児の母。
名古屋市立女子短期大学卒業後、富士通株式会社に勤務。26歳で出産、3年間の専業主婦の後、仕事に復帰。自宅にて学習教室の運営などを経た後、2006年6月、41歳で人と組織の活性化をサポートする株式会社ミュゼを設立。コーチング、インプロを使った企業研修の他、PTAセミナーや子育て講座で数多く講演。ひとり息子が塾なし、すべり止めなしで東京大学理科Ⅱ類1本受験で現役合格したのを機に、子育てのノウハウとコーチングをミックスしたプログラムを確立。2010年3月にママであることがキャリアになる日本を目指した株式会社プレシャス・マミーを設立。東京、大阪、名古屋にて、コーチ養成講座、トレーナー養成講座を開講。全国に認定プレシャス・マミーコーチを生み出す活動をしたのち、2016年1月、養成したトレーナーたちが講師を務める、パパとママが子育てと自分を学ぶ専門学校「プレシャス・カレッジ」の学長となる。2014年に開始したeラーニングも好評。2年間で240名の受講生を生み出す。またわかりやすく楽しい講演も人気があり、全国で講演を行う。2015年夏からは、逗子のリゾート地にて、ママの人生をきらめかせる講座を開講中。ママたちが楽しみながら自分を磨ける楽しいイベント、セミナーを随時企画している。

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