小学生ママ

7月のテーマ 夏休みの勉強、どうする?

“きらいにさせない”さんすうのおしえ方

「算数を嫌いになって欲しくない」「算数好きに育てるためにはどうしたらいいんだろう?」…。
そんな悩みを抱えているパパママ! 初めの一歩は“家庭での学習の取り組み方・サポートの仕方”にあるようです。では具体的にどうすれば良いのか? 指導のプロである現役先生の“教え方のコツ”をぜひ参考にして。

算数を嫌いにさせないためのポイントを5つにまとめてみました。

1 教える人は楽しんで教えること
→たとえ算数が苦手でも、教えるときはいつもニコニコ顔で!

2 子どもから引き出す姿勢を大切に
→決して教え込まない。「どうしてこう考えたの?」と聞くなど、子どもを導くようなスタンスで。

3 失敗の奨励
→失敗を恐れず自由に考えさせる。失敗は成功の基だと教えて。

4 やさしいところから手をつける
→いきなり難しい問題からの勉強では士気も下がります。

5 ほめる&認めてあげること
→全部できなくても「よくここまでできたね」とほめること。子どもにやればできると自信をつけてあげることが大切。

小林敢治郎先生

教えてくれる先生
小林敢治郎先生

植草学園大学 発達教育学部 発達支援教育学科 教授
長野県飯田市生まれ。千葉大学教育学部を卒業後、千葉大学附属小学校教諭、同副校長、千葉市内公立小学校の校長を歴任。「NPOちば算数・数学を楽しむ会」理事長や財団法人日本数学検定協会評議員なども務めている。
「子どもを算数好きにする授業の秘密40」(小学館)、「ドラえもんの算数おもしろ攻略」(小学館)など、著書多数。

今月のテーマ 夏休みの勉強、どうする?

 
ママはココをサポートしよう その1

 まずは子どものつまずき(実態)を捉えましょう。テストの結果を参考にしても良いです。不注意で間違ったか否かを見極め、子どもが間違って覚えていることに気付いたら、そこをしっかり復習させること。おさらいの仕方はいろいろありますが、教科書の最後にある「まとめの問題」をやらせてみてください。1学期の勉強のうちでも大切な事柄がまとまっています。ただ、間違えても決して感情的になって叱らないこと。認め励ましてあげて。

ママはココをサポートしよう その2

 紙に印刷された問題を解くだけでは、算数の力は伸びません。私がおすすめしているのは、生活の中で算数を使うこと。夏休みに算数の力を育てる生活場面をさりげなく作り出してみてください。学力アップに大いに役立つはずです。
例)子どもに時刻や時間を聞く→生きた「時間」の勉強となる
例)お菓子やお皿を数えて配らせる→かけ算やわり算の素地を養う
例)買い物へ行ったら「1000円で足りるかな」と聞く→見積もって暗算で計算する力を育てる

低学年児童の学年別アドバイス

1年生

足し算、引き算
計算式だけでなく、文章を読んで、足し算の問題なのか引き算なのか判断させる復習を。絵を描いたりおはじきを使うなど、物と対応させて教えると良いでしょう。

数の合成分解
10は○と□を足したもの。○と□をポンポンと言えるように。これをしっかり理解できれば、繰り上がりのある足し算で苦労しません。

1年生プリント例
2年生

足し算と引き算の筆算
ドリルや100ます計算などで、とにかく繰り返し復習すること。技能を習熟させることが大切です。

時間の計算、単位の大きさ、単位の関係
生活に結び付けて覚えさせると、すんなり分かるようになります。

2年生プリント例
3年生

わり算
わり算の計算をすらすらきちんとできるように。自分で問題を作ってみるとより理解度が深まります。

円と球
円を使った模様をどんどん作ってみましょう。

3年生プリント例

【取材・企画協力】 財団法人 日本数学検定協会 http://www.su-gaku.net
実用数学技能検定は、小学校入学前~小学生もチャレンジできます。
小学校入学前12級、小学校1年生11級、小学校2年生10級、小学校3年生9級

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