小学生ママ

「スマホ、携帯を使いたがる」お子さんの場合のレッスン

東大脳育成コーチ谷亜由未の子どもを伸ばす親力強化レッスン

お盆休みも終わり、夏休みも後半戦ですね。宿題を終えて、これからお楽しみ本番でしょうか? それとももう十分楽しんだので、これから宿題でしょうか?(笑)私はお盆休み前に宿題を終えたいタイプで、最後まで残っているのが読書感想文でした。息子は7月中に宿題を終える子でしたが、読書感想文を書いていたかどうか、記憶がありません。つまり宿題を手伝ってもいなければ、見ていないということです(笑)あなたはどんなタイプでしたか?

安全確認のためなら、スマホや携帯は必要ない

さて今回は、スマホや携帯との付き合い方について私の考えを書いてみます。私はネットリテラシー(情報ネットワークを正しく利用することができる能力のこと)の専門家ではないので、そちらの専門的なアドバイスはできません。あくまで子育てする上での、私の考えですから共感されたら取り入れてみてくださいね。

今これを読んでくださっているのは、小学校1年生ママ、もしくは低学年ママだと思います。まずなにごとにおいても、メリットがあればデメリットもあるということを頭においてください。それをすることの目的は何か? メリットは何か? デメリットは何か? それぞれを家族で考え書き出してみましょう。その上で目的を果たすのに本当にそれが必要かどうか、それ以外の方法はないのかを考えます。そしてメリットが大きければ取り入れて、デメリットをカバーできる方法をルール化します。メリットがそれほどなくデメリットの方が大きければそれはやらないという選択基準を持ってください。ここが子育てにおいても自分自身の人生においてもとても大切なことです。

それを考えると、この時期にスマホや携帯を持たせる(使わせる)目的は、親子が離れている時にコミュニケーションをとること(安全確認)でしょう。となれば、スマホは必要ありません。携帯については、ママがフルタイムでお勤めしているなど、離れていることが多い場合には、連絡を取る手段として、通話だけの機能で、かけられる番号も決まっているものを持たせるのはアリだと思います。今ではGPSがついていて、習い事の場所についたら、親の携帯に連絡が来るシステムなど、子どもの居場所と安全を見守る仕組みがあるようですが、私が子育てしていた時にはどれもなかったので、本当にそれは必要なのか?と個人的には思います。確かにいつでも連絡ができるし、居場所もわかることでお互いに心配は減るのかもしれませんが、その分、離れていることで育つお互いの自律心がそがれるような気もします。寂しいとか、不安とか、そういう感情を持たないようにすることより、そんな感情をどう乗り越えていくかを学ぶ方がずっと生きる力になるのではないでしょうか? 家の電話があるならば、それで十分ではないかというのが私の意見です。ちなみにわが家はひとりっ子でしたが、小学校入学時からカギを持たせて、パートで働いていた私が、仕事で息子の帰宅時間に間に合わない時は、ひとりで待っていてもらいました。便利な道具に頼らないことで、本当に大切な力、心を育てることもできると私は思います。

小さな頃におとなしくしてくれるからと、スマホを使わせていませんでしたか?

それよりも困るのが、親のスマホを使って遊びたがる子どもをどうするか、ということですよね。もっと小さいころから、親が何かやりたいことがある時、子どもがスマホを見てくれているとおとなしいからと、つい使わせてしまったことで、それがズルズルと野放しになってしまい、ママの悩みを増やしていることが多いように思います。そこも結局は、決め事、ルールをどうするか、そしてそれを親子でいかに守るかということではないでしょうか? 親が子どものいうことも上の空でいつもスマホを見ていて、子どもに「あなたはダメよ」というのは通用しません。そうはいっても、今は仕事もスマホでする時代。ですから親はなるべく子どもがいない時にスマホを使う、子どもと一緒の時は子どもとのコミュニケーションを優先するなど、親自身がスマホを使うルールを決めて、それを守るということが大切です。親がルールを守らなければ、子どもにルールを守れとは言えないですよね。そして子どもに使わせる場合も、安易に手渡すのではなく、事前にルールを決めておくことです。それも一方的に決めるのではなく、家族で話し合って決めましょう。そして親のルールも子どものルールも家族で共有し、お互いに守れるようにフォローし合いましょう。

「めんどくさー。そんなこといちいちやってられないわー」と思われるかもしれませんが、そのめんどくさいことをするのが子育てであり、教育です(笑)

親力強化レッスンの4つのポイント

「スマホ、携帯を使いたがる」という場合は、

1. 目的、メリット、デメリットを家族で話し合ったうえで持たせるかどうかを選択する
2. 便利な道具に頼らないことで、自立心を養えるという側面もあることを知っておく
3. 親子ともどもスマホを使う時のルールを話し合って決める
4. 決めたルールを守るよう、家族でフォローし合う

子どもがルールを守らなかった時は、ガンとして譲らないという姿勢も大切です。子どもは親の姿を見て育ち、そこから自然と学んでいくのですから。なにごとも、親の覚悟が子に伝わるのですよ。

profile

谷 亜由未

プレシャス・マミー メンターコーチ
株式会社プレシャス・マミー 代表取締役。1児の母。
名古屋市立女子短期大学卒業後、富士通株式会社に勤務。26歳で出産、3年間の専業主婦の後、仕事に復帰。自宅にて学習教室の運営などを経た後、2006年6月、41歳で人と組織の活性化をサポートする株式会社ミュゼを設立。コーチング、インプロを使った企業研修の他、PTAセミナー や子育て講座で数多く講演。ひとり息子が塾なし、すべり止めなしで東京大学理科Ⅱ類1本受験で現役合格したのを機に、子育てのノウハウとコーチングをミックスしたプログラムを確立。2010年3月にママであることがキャリアになる日本を目指した株式会社プレシャス・マミーを設立。東京、大阪、名古屋にて、コーチ養成講座、トレーナー養成講座を開講。全国に認定プレシャス・マミーコーチ、トレーナーを生み出す活動をしている。現在は認定トレーナーたちが講座を引き継ぎ開講中。
認定トレーナーたちが講座を引き継ぎ開講中。2014年に開始したeラーニングも好評。3年間で300名の受講生を生み出している。2015年夏からは、逗子のリゾート地にて、ママの人生をきらめかせる講座を開講中。ママたちが楽しみながら自分を磨ける楽しいイベント、セミナーを随時企画している。またわかりやすく楽しい講演も人気があり、日本のみならず、海外でも積極的に講演を行う。

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