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お絵かきで算数力をアップする方法

和田聖子の算数力を育むママの知恵

お絵かきで算数力をアップする方法

運動神経がよい人、絶対音感がある人、計算が速い人、語学が堪能な人、絵心のある人など、自分にはない才能をもっている方と出会うと、とても魅力的で、キラキラと輝いて見えます。
わが子にあれもこれもできるスーパーマンになって欲しいとは思っていませんが、得意なことによって、もっと人生が豊かになるであろうと思うことは、できるようになって欲しいと願うものですよね。

子どもたちにもっと訓練をしておけばよかったと思うことのひとつにお絵かきがあります。感動した美しい景色をスケッチし、深く心に刻むことができたらすばらしいと思いませんか? 上手な絵を描く際に必要な要素は、何と言っても比率ですよね。目に美しく映える比率には、黄金比や白銀比と呼ばれるものがあって、有名な絵画や芸術品などにも多く使われています。

■ アンパンマンを上手にかけると算数も得意になる!?

さて、絵をかきはじめるときに、全体の比率を考えないとうまく収まらないように、算数の問題を解くときも、的確な図を起こせるかどうかがカギとなります。例えば長い文章題など、線分図を綺麗にかくだけで解が見えてくる場合もありますし、すぐに図をかく習慣があれば、集合の問題などを明確なペン図に起こしていくこともできるでしょう。円の問題は、丸を上手にかけなければ正しいイメージはわきません。

お絵かきと算数の能力を同時にアップさせるためにオススメしたいのは、小さなお子さんでしたらアンパンマンを繰り返しかかせることです。長男が丸を上手くかけないことに気づいたのは、小学校へ入学してからのことでした。丸や立体が上手くかけないことにより、問題を解くスピードが遅いと感じたのです。その後、丸をかく練習をさせるために「(4歳下の弟に)アンパンマンを上手にかいてあげて」と機会を見つけてはお願いして、かかせるようにしました。アンパンマンが大好きだった3歳の頃に、横につき添って丁寧にかかせていればよかったと、あとになって後悔しましたが、その頃は男の子だからお絵かきが嫌いでも仕方ないと思っていました。

■ 絵が上手な子は算数的な才能もある

年長以上のお子さんにオススメしたいのは点描写です。小学校受験をされたお子さんは得意かもしれませんが、その子のレベルより少し難易度の高い点描写を立体までしっかりやらせるとよいでしょう。我が家では市販のドリルを一冊購入し、ドリルの後半に出てくる難しい立体を、囲碁用のノートに何度も書かせました。一定期間それを繰り返したところ、それまで目で解いていた立体の問題を、自然と図形をかきながら解くようになりましたし、学校から持ち帰る図工の絵にも変化があらわれ、遠近感のある絵をかけるようになりました。今となれば、勉強用のノートやドリルなどにもイタズラかきが散見されますが、怒ることはせず、かく習慣がついたことをよしとしています。レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとする著名な画家の中には、数学的な才能にも恵まれた方が多く存在します。

「洗練された絵をかける=算数の問題が鮮やかに解ける」を繰り返し、学校のテストのためではない算数の必要性を身につけてあげてくださいね。

和田 聖子
東京の下町生まれ。
現在、中学1年生と小学3年生の男児の母。
東京都立忍岡高校卒業後、帝国ホテルに勤務。
レストラン配属からはじめ、婚礼営業に携わる。
自身が理数系が大の苦手だったことから、わが子には算数を好きになってもらいたいと赤ちゃん時代から独自の算数教育をしてきた。
2013年、長男(当時小5)がジュニア算数オリンピック金メダルを受賞。
著書に『「算数が得意な子」にするために親ができること』(ぱる出版)がある。

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