小学生ママ

トランプで記憶力、判断力、集中力、推理力、社交性が育つ

和田聖子の算数力を育むママの知恵

トランプで記憶力、判断力、集中力、推理力、社交性が育つ

■ 子どもの年齢にあわせた数字遊びができるトランプ

暖冬から一転、寒さが厳しくなってきました。睡眠と栄養をしっかりとって、体調万全で冬を乗り切りましょう。
この季節はさすがに外遊びする子どもを見かけることが少なくなりました。室内で遊ばせると、どうしても流行りのコンピュータゲームであっという間に時間が経ってしまいますよね。うちの子どもたちも、私のスマートフォンやタブレット端末でゲームを楽しみますが、側で聞いていると「ダメージを与える」とか、「倒す」とか、「殺す」などの言葉が聞こえてくるので、あまり良い影響を与えるものではないと感じています。

室内遊びといえば、最近めっきりトランプで遊ぶ機会が少なくなりました。トランプは記憶力、判断力、集中力が鍛えられる他に、遊び方によっては対戦相手のクセなどから次の出方を考える推理力、自分の感情をコントロールしながら駆け引きすることによる社交性などが身に付きます。

小さなお子さん向けの高い知育玩具や、幼児教室などで扱う数字やドッツの教材も、子どもの興味がわくように上手く作られていますが、トランプはなんといっても手軽で、リーズナブルですし、お子さんの年齢にあわせた数字の遊びができるので、手に取りやすいところに置いて、意識的に子どもがトランプで遊ぶ時間を取り入れたいものです。

■ 和田家のトランプの遊び方

神経衰弱や七並べ、ババ抜きやスピードなどさまざまな遊び方がありますが、子どもが小さな頃、我が家はもっとシンプルな遊び方をしていましたので、紹介します。
「カードを同じ枚数だけ引いて、それを足した数を同時に言って多い方が勝ち」というゲームです。その時の計算力にあわせて、引く枚数を決めれば、暗算のレベルアップにつながります。小さなお子さんでしたら、11、12、13のカードはあらかじめ除いておいてくださいね。

四則演算が履修済みのお子さんには、以前のコラムでご紹介したメイクテンを神経衰弱と合わせた遊びがオススメです。何枚でもカードをめくってOKとし、「四則演算で早く10を作った方が勝ち」、または「足し算のみで早く10を作った方が勝ち」でめくった数だけカードを手に入れるという遊び方です。めくったカードを使わない場合など、その時々で子どもにルールを決めさせると、より一層楽しく遊べることでしょう。

コンピュータゲームで複雑な遊び方に慣れているお子さんですと、単純な計算ゲームには魅力を感じないかもしれません。チョコレートでもそばに置いて、1回ごとに勝った方が食べられるというルールを決めると、一気にやる気モードになります。そして何より楽しく遊ばせるコツは、大人が喜んだり、悔しがったりして、ゲームを楽しんでいる様子を見せることに尽きると思います。忙しい家事の合間になかなか難しいかもしれませんが、心は上の空で構いませんので、大げさに演技をしてあげてください。

和田 聖子
東京の下町生まれ。
現在、中学1年生と小学3年生の男児の母。
東京都立忍岡高校卒業後、帝国ホテルに勤務。
レストラン配属からはじめ、婚礼営業に携わる。
自身が理数系が大の苦手だったことから、わが子には算数を好きになってもらいたいと赤ちゃん時代から独自の算数教育をしてきた。
2013年、長男(当時小5)がジュニア算数オリンピック金メダルを受賞。
著書に『「算数が得意な子」にするために親ができること』(ぱる出版)がある。

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