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ルービックキューブで算数力アップ!?

和田聖子の算数力を育むママの知恵

ルービックキューブで算数力アップ!?

■ 世界中で愛される立体パズルおもちゃ

「ルービックキューブ」というおもちゃを知っていますか?
ルービックキューブは、ハンガリーの建築学者が考案した立体パズルです。キューブをまわして、色をバラバラにしたものを、再度そろえるというシンプルな遊び方で、世界中で人気がありますが、みなさんはルービックキューブをそろえることができますか?
「自力でそろえられなくても、攻略書どおりの手順を踏めば簡単だよ」と長男(中1)は言いますが、そもそも図形が苦手な私は「90℃回転」と書いてあるだけで、拒否反応を起こします。

今回はルービックキューブの世界記録保持者や、世界大会優勝経験がある方と直接お話しできるイベントに参加したときのエピソードを書きます。
米国から参加していた16歳の青年は、3×3のキューブをなんと5秒台でそろえられる世界最速記録保持者です。私たちの前でも、目にも止まらぬ速さでそろえてくれました。日本語も上手で、上達の秘訣は「楽しむこと」と話してくれました。

その会場では販売もしていたので、次男(小3)がずっと欲しがっていた5×5のキューブを購入しました。どこから手をつけてよいかわからず、悪戦苦闘していたところ、近くにいらっしゃった、「5×5の達人」と呼ばれる20代の日本人男性に助けてもらいました。さすがに3×3のようにはいかず、少し経っても色はバラバラなまま。お願いして申し訳なかった…と思った次の瞬間、鮮やかに6面の色がそろったのです! 何が起こったかよくわからず、「もともとそろっているのと、すり替えましたか?」と聞いてしまうほどでした(笑)
歓声をあげてビックリしている私たちに「少しずつそろえる方法もあるが、自分は最後に一気にそろう方が好きなのです」と仰っていました。これ以上ない爽快感を味わっている表情が印象的で、カッコイイの一言でした。

そのイベントでは、ルービックキューブをこよなく愛する多数の若者が、スタッフとして初心者の指導にあたっていました。そのうちの一人が「ルービックキューブの大会を通じて、年齢の垣根を越えた仲間ができた。フェイスブックなどで解法を教えあうこともある。ルービックキューブによって人生が豊かになった。君たちも仲間になろう」と息子に声をかけてくれました。一人遊びだと思っていたルービックキューブに、人生を豊かにする出会いがあるとはステキです。

■ ルービックキューブが得意だと算数も得意?

必ずしもルービックキューブが得意だと算数ができる、またその反対で算数が得意だとルービックキューブがそろえられるとは限りませんが、息子の友達で算数ができるお子さんは、ルービックキューブを複数個持っていて、いつも持ち歩き、ヒマさえあればクルクルまわしていることが多いように思います。少しでもゲームの時間を減らしたいと思っているママは、このおもちゃをお子さんのリュックに忍ばせたり、手に届くところに置いて、遊ばせることをオススメします。両手の指全体を使うことにより、左脳と右脳の働きがバランスよく刺激されます。

ルービックキューブをそろえるのは、パターンを覚えるだけで、算数とは関係ないと思う方もいるかもしれませんが、面の色がそろうまで試行錯誤することで、あきらめずに考えようとする力がつきます。図形が苦手なお子さんでしたら、解体して組み立て直すことができるキューブがオススメです。図形への興味がぐんとわくでしょう。小さなお子さんにとっては、立体を身近に感じる手っ取り早いおもちゃですし、探究心や向上心、集中力が培われることは確かなように思います。

和田 聖子
東京の下町生まれ。
現在、中学1年生と小学3年生の男児の母。
東京都立忍岡高校卒業後、帝国ホテルに勤務。
レストラン配属からはじめ、婚礼営業に携わる。
自身が理数系が大の苦手だったことから、わが子には算数を好きになってもらいたいと赤ちゃん時代から独自の算数教育をしてきた。
2013年、長男(当時小5)がジュニア算数オリンピック金メダルを受賞。
著書に『「算数が得意な子」にするために親ができること』(ぱる出版)がある。

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