小学生ママ

友達を家に呼びゲームばかり…小2息子の甘えた要求にどうすればいい?

ひとりで下校ができずお迎え必須、友達を家に呼んでゲームばかり…。どうすればいいの?

 

小2の長男は、2年生から転校したこともあり、ひとりで下校ができません。学校までは徒歩5分、信号を渡ることもない、まっすぐな通学路です。新しい環境に慣れるまでと思い、毎日、門の前までお迎えに行っています。幼稚園に通う下の子もいるので、正直、時間の調整が厳しい時もあり、長男には、私の大変さを伝えてみましたが、「迎えに来て!」の一点張りです。
もうひとつ困っているのは、週に3回も友達を家に呼んで、テレビゲームをすることです。私はおやつの用意や、掃除に追われて、ストレスがたまってしまいました。子どもの願いをすべて聞いてあげることは、今後のために大事なことなのでしょうか?
また、わが家に遊びに来る友達は、約1時間半ゲームをしているだけです。親としてはゲーム以外にも、外遊びを楽しんでほしく、「週に1回は家でゲーム、他の日は校庭や公園で遊んで」と息子に伝えました。すると「ゲームができないなら遊ばない」と友達から言われたそうです。子ども達に何と声をかけたらよいでしょうか?(ひでくみ)
ムリなことは、「ムリ」ときちんと伝えないと、子どもはダメになります

 

相談者のお子さんは「俺様」「王子様」状態になっているように思います。子どもの方が親を見透かしていて、わがまま放題になっています。このままでは、お子さんがダメになってしまいます。

転校したことで、うまく学校になじめなかったり、不安を感じたため、「ひとりで帰れない。迎えに来て」と甘えたのでしょう。しかし、それをきっかけとして、お子さんは「親は自分の言うことを聞いてくれる存在」と考えるようになってしまったのかもしれません。

「お母さんには、お母さんの用事があるから、迎えにはいけない!」と、つっぱねてよいと思います。グズったとしても、迎えに行ってはいけません。ここが勝負所です。「迎えに行けない」と言っておいて、子どもがグズり続けた時に折れてしまったら、「自分の方が上だ!」と思ってしまいます。

「俺様」「王子様」状態になると、学校でも影響が出てきます。学校では、勉強がどうしても中心になります。勉強をする習慣が身につくまでは、自分自身の要求を抑え、「今は勉強するべき時だ」と考えられるようにならなくてはいけないのです。コツコツとした努力の末に、学力が身につくのです。「俺様」「王子様」状態になると、そうした「ガマンして頑張る力」が身につかなくなります。まだ間に合います。ムリなことは「ムリ」ときちんと伝えましょう。

週に3回も友達を呼んで、家でゲーム漬けがよいわけがありません。お母さんのストレスは、並大抵ではないと思います。子どもの友達が家に来るというのは、想像以上に親にとってストレスです。いつもニコニコしていて、友達が来たら歓迎する、帰ったあとの後始末をせっせとするなんてムリです。そんな母親になろうとするのはやめましょう。

子どもの前で、わざと爆発してみましょう!
週に3回友達を呼んでくるお子さんには、「お菓子を用意したり、散らかしたあとの掃除をするのは誰なの。いいかげんにして!」と爆発してみましょう。それでも、頻繁に連れてくるようであれば、友達の前で爆発したマネをするのもありです。

とにかく家庭や世の中は、「あなたの思ったようには動かない!」ということを、教えなくてはいけないです。思ったようにいかないから、どうすればいいかと智恵を働かせる子どもになるのです。

また、ゲームばかりしているのは、よくありません。「ゲームができないなら遊ばない」と言われるのは当然です。相談者のお子さんの友達は「ゲームをやる人や、やらせてくれる人」を友達にしているのですから。クラスの中には、ゲームをそんなにやらないお子さんもいます。そうした友達を作る努力も必要です。

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プロフィール

増田修治先生

増田修治先生 
白梅学園大学子ども学部子ども学科教授。
1980年、埼玉大学教育学部を卒業後、埼玉県の小学校教諭として28年間勤務。
若手の小学校教諭を集めた「教育実践研究会」の実施や、小学校教諭を対象とした研修の講師なども務めている。
「笑う子育て実例集」(カンゼン)、「『ホンネ』が響き合う教室」(ミネルヴァ書房)など、著書多数。

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