小学生ママ

日々の親子の会話が理解力や作文力アップにつながる

勉強好きを育てるツボ

みなさんは、家族で正しい日本語を使っていますか? お子さんに話しかける時、口語ばかりになっていませんか?
幼児から小学校までは、親の話し言葉が子どもの語彙力や、話し方に大きく影響するといわれています。子育て中なら、子どもが親と同じような行動をしたり、話したりするのをよく感じると思います。どこで聞いていたのかしら?と思うくらいマネをしてくるものです。

「あれ 取って」
「テレビ 消して」
「パパ 今 買い物」

など、単語を並べるだけで意味が通じるのは便利ですが、これらは正しい日本語ではありません。文章が長くなってくると、何について聞いているのか、何を知りたいのか不明瞭になって、コミュニケーションが上手にとれなくなります。

日々の親子の会話が文章理解を高める練習になります

小学校にあがると、教科書から学んだり、先生、友達との時間が増えて、親も知らない言葉を覚えてきますが、それでも親子の会話は子どもに影響を与えます。
「小学校にあがったら、家庭でも、学校と一緒に取り組んでほしいことがあります。それは正しい言葉づかいです」と、私立小学校の学習指導の先生が話していました。
家庭で使っている言葉の多くは口語なので、「てにをは」が抜けています。意味がわかればそれでいいと思う人も多いですが、「てにをは」が変わると、主語や述語も変わりますし、文章や言葉の理解も違ってきます。
「てにをは」は、小学校ではじめて習いますが、私達は話し言葉でたくさん使っているので、子どもも自然と身についています。学習にはこの自然と身につくことがとても重要です。ムリに勉強をするのではなく、当たり前のように、すっと頭と身体に入ってくる方が、子どもにとってもラクですよね。

「パパ 今 買い物」
     ↓
「パパは 今 買い物に行っている」

ぜひ親も正しい日本語をつかうように心がけてください。簡単な会話でも、「てにをは」をきちんと使うことは、正しく作文を書くことにもつながってきます。
大学受験で小論文を書く問題がありますが、「てにをは」が使えない学生が多く、大学受験塾でも「てにをは」を練習するといいます。文章が長くなればなるほど、主語や述語を読み解くことが重要になってくるからです。

先の学習指導の先生は、子どもの語彙も、親との会話で増やすことができるといいます。
「二語、三語の熟語、四字熟語も親子の会話に取り入れてみてください。高学年になったら、ことわざや慣用句もつかってください。日常生活の中で覚えるからこそ、自然に身につくのです」
家族との何気ない会話も、子どもにとっては大事な「勉強のツボ」になるのです。今すぐできる、わが子の学力アップの秘訣、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

いしびき きょうこ

いしびき きょうこ書籍・雑誌の編集者であり、編集者・知育アドバイザー。絵本をはじめ、子育て、知育、教育、学習など、乳幼児から親向けの雑誌や書籍の企画編集に携わる。また、知育アドバイザーとして幼児向けデジタルコンテンツ、幼児教室のカリキュラムづくり、キャラクタープロデュースも行う。学研教室、小学館ドラネットキッズデジタル学習システム、ベビーザらス会員向けおよび全国の産婦人科向け情報誌『babyco』プロデュースと企画編集やNHK「みんなのうた」イラストディレクション、NHK「みんなのうた ありがとうグラスホッパー!」舞台のキャラクターデザイン、及び ビジュアルデザインディレクションと幅広く活躍中。

関連記事

関連記事

キーワード検索

公式キャラクター

公式キャラクター

幼稚園関連サイト

  • こどもがまんなかPROJECT
あんふぁんWebは子育てママを応援しています。