小学生ママ

1日15〜20分机に向かわせ100日間続けて勉強習慣を身につけよう!

勉強好きを育てるツボ

以前、ある出版社の仕事で、あの百ます計算の生みの親である、岸本裕史(きしもとひろし)先生にお話を伺ったときに、「ママの知りたいこと!」と称していろいろとご質問しました。

岸本先生は反復練習を通して、落ちこぼれをなくす論を全国に広めた功労者でもあります。

先生があみ出した「百ます計算」は日本だけでなくアジアをはじめ、世界中に広まっているんですよ。

先生のモットーは、小学生の基礎学力を向上すること!

そのために教師指導にも力をいれてこられました。

先生は「とくに大事なのは、低学年の子どもの学習習慣をほんとうに身につけさせること」とおっしゃっていました。

 
いまでもそうですが、一年生ママたちから

「机に向かってもすぐに飽きちゃう」
「すぐに机からはなれて遊んじゃう」
「宿題をやらせるのが大変!」
「勉強習慣なんてどうやったらつくの?」

というママたちの声について、先生にうかがうと、「大人は、とくに母親はすぐに結果を求めてしまいます。でも、つい昨日まで保育園や幼稚園に通っていて、文字だってほとんど読んだことがなくて、机に向かったことがない子どもが、はい!今日から机に向かって勉強しなさい、と言われてやると思いますか? やらないほうが普通でしょうね。」

 
まずは、机に向かう時間を決めましょう。

基本的には一年生なら20分まで。それ以上はやらない!

15分でも良いですよ。とにかく机に向かい、ノートと教科書を取り出してその時間を目標に勉強をさせましょう。

それを100日間続けてください。

子どもは好奇心のかたまりですが、やったことのほとんどを覚えてはいません。その都度、興味の対象が変わるわけですから、1度や2度のことをきちんと覚えなんていられないんです。

だから、反復練習が大事! 何度もくりかえしやることで身につく。子どもたちの行動や考えをちゃんと見ていればわかることなんです」

 
一年生は発展途上のスタート地点。自分から机に向かうなんて、まだまだ先の話でしょう。ママやパパが同じ机につき、一緒に教科書やワークを開いて考え、そしてできたことについてめちゃくちゃほめる!

ほめられてはじめて、「勉強するといいことがある!」と子どもが思ってくれるんです。

これを100日間つづけるのが最初の目標と岸本先生はおっしゃいます。

毎日、子どもの隣に座って勉強を見るのは、ものすごく大変です!

自分でやってしまえば、あっという間に終わるのに、こんな簡単な問題ができない! どうして理解できないの!とストレスも溜まります。

それでも、子どもに付き合うのが大事なんです。

どこのつまずき、なぜ理解できないのかは隣に座っていないとわからないからです。

 
一年生は、とくに大変だと思います。私もかなり苦労しました。フルで仕事をしていたので、子どもが寝たあとは持ち帰り仕事をしていました。

 
いま四年生になって少しずつ変わっていくわが子に嬉しく思います。

自分から宿題を取り出し、辞書などで自分で調べるようになっています。

あのとき、一年生、二年生くらいまでは、本当に本当に大変だったけど、勉強のしかたを自分なりに工夫している姿を見て、がんばってよかったと心から思っています。

 
毎日、机に向かい勉強する成果があらわれるのは、小学校高学年以降!

それならすごく良いと思いませんか?

知育アドバイザー&編集者 いしびき きょうこ

プロフィール

いしびき きょうこ
いしびき きょうこ
書籍・雑誌の編集者であり、編集者・知育アドバイザー。絵本をはじめ、子育て、知育、教育、学習など、乳幼児から親向けの雑誌や書籍の企画編集に携わる。また、知育アドバイザーとして幼児向けデジタルコンテンツ、幼児教室のカリキュラムづくり、キャラクタープロデュースも行う。学研教室、小学館ドラネットキッズデジタル学習システム、ベビーザらス会員向けおよび全国の産婦人科向け情報誌『babyco』プロデュースと企画編集やNHK「みんなのうた」イラストディレクション、NHK「みんなのうた ありがとうグラスホッパー!」舞台のキャラクターデザイン、及び ビジュアルデザインディレクションと幅広く活躍中。

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