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「リビング学習」は視力や姿勢の悪化を招く?正しい照明の選び方とは

子どもが小さいうちは、勉強を見てあげたり、目の届くところで宿題をさせたい…と、リビングで学習をさせている家庭も多いことでしょう。子どもの立場からしても、身近な人の声や生活音がある場所のほうがリラックスできそうですね。
ただリビング学習において注意したいのが“照明”です。今回は照明コンサルタントの筆者が、リビング学習において気をつけたい照明について説明します。

リビングでは明るさが足りていない?


近年の流行として、リビングには埋め込み式のダウンライトが設けられていることが多く、そうでない場合にも“明るすぎない”明かりを使用する傾向が見られます。
照明には昼光色と呼ばれる白っぽい光と、暖色と呼ばれるオレンジみを帯びた光がありますが、一般的にダウンライトや間接照明に用いられるのが後者の色です。
暖色系の色みには落ち着きがあり、生活をするのにはいいのですが、学習する環境としてふさわしいものではありません。

照明の明るさを表すもののひとつに“照度”があげられますが、勉強や読書の際には500~1000ルクスの照度が必要です。多くの家庭のリビングでは、この照度が足りておらず、照度が足りていないと字が見づらいために顔を近づけて見るようになり、視力低下や姿勢を悪くする原因となりかねません。

局部照明を加えることで明るさアップに

照度を上げるには、机の上に置くデスクライトで補うことができます。このとき、いくつかの注意点があります。

・デスクライトを置く位置によっては、手で影を作ってしまうため、きき手の逆側にデスクライトを配置する
・夜勉強するときには、デスクライトのみではなく、全体照明を使ってまわりも明るくする
・明るすぎない光源を選ぶ

いずれも目に負担をかけないために必要なことですが、3つ目の光源選びにいたってはデスクライトを購入する際から考えておかなければなりません。
デスクライトにも種類が多くありますので、目安として以下のようなものを選ぶといいでしょう。

  1. LEDを使用したもの
    最近ではほとんどの照明がLEDを使用しています。蛍光灯のように熱くならないため、子どもが触っても安全です。消費電力が少ないため、省エネにも。
  2. シェード幅の広いもの
    シェードとは電気スタンドのかさの部分を意味します。デスクライトでは“電球のある部分”です。
    シェード幅が広いものは場所をとってしまうという難点もあるのですが、明るさのムラが少ないため目に負担をかけません。
  3. 演色性の高いもの
    自然光があたったときの色が、どれだけ再現されているかを表すのが演色性です。“Ra”で表され、Ra100が自然色と同色です。自然色に近いほど目が疲れにくいため、勉強をする際にはRa80以上のものを選ぶことをおすすめします。購入の際には説明書きを確認してください。

勉強をする環境の明るさは、集中力にも影響を及ぼします。今まで明かりには気をつかっていなかった人も、新学期前のこの時期にぜひ見直してみてくださいね。

この記事を書いたライター

沖田 かへさん
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2級建築士、照明コンサルタント、FP、心理カウンセラー、食育実践プランナー資格など所持する3児の母。夏はキャンプ、冬はスキーと、家族でアウトドアなライフスタイルを送る。ママ向けサイトを中心に、複数の媒体で活動中。

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