ママライフ

ママのお仕事拝見[ NY版 ]日本人ママをつなげるママ向け講座サロン主宰者

育児をしながら仕事も楽しむママを紹介するシリーズ。今回登場するのは、2012年からニューヨークでママ向け講座を提供する『NYママサロン』を主宰するNaokoさん。ニューヨーク在住の筆者が、Naokoさんのイベントとしては、初めて夜に開催された会に参加し、お話を聞いてきました。

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多才なママたちをプロデュースし、出会いの場を創出

ニューヨークの自宅を開放し、主に育児中の日本人ママ向けの講座を提供する『NYママサロン』を運営しているNaokoさん。20代はウォール・ストリートで米株トレーダーとして働き、その後、アメリカ人のご主人と共同で、12年間に渡ってマネジメントコンサルティング会社を経営した経験もあります。
「当時は、主に米国金融機関を相手にビジネスをしていたため、日本人とのつき合いは少なく、特に必要性も感じていなかった」というNaokoさんの意識が変化したきっかけは、2007年に長男を出産したこと。「息子のためにも、日本人のママ友を作りたい」と、出会いを求めて日本人向けの産後ヨガ教室などに参加。そこで知り合った多くのママ友たちは、日本を離れて育児をするNaokoさんにとって、大きな支えとなったそうです。

「ママ友たちは、ニューヨークにいる理由も、バックグラウンドも違うけれど、すばらしいキャリアを持っていたり、特技や趣味があったりして、その多才さに驚いた」というNaokoさん。「育児中だから、海外だからと、才能を活かさないのはもったいない」と感じていたそうです。
「ママたちの特技を活かして、自宅で講座を開催してもらえば、自分も子連れで参加できる。かつての自分と同じように、日本を離れて心細い思いをしながら育児をしているママたちに、出会いの場も提供できる」。漠然とした思いを形にすることを決意したNaokoさんは、2012年に『NYママサロン』を立ち上げました。

講師からも受講者からも喜ばれ、何より自分が楽しい

その後、現在にいたるまでに、単発講座・シリーズ開催の講座を計50以上も企画。講座内容は、マタニティヨガ、インファントマッサージ、リトミック(下記写真)、パステル画教室、ウクレレ講座、ライティング講座など多岐に渡ります。

 

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「成功している講師を呼んでくることより、埋もれている才能を発掘し、プロデュースする方が楽しい」と言うNaokoさん。Naokoさんの誘いで、ママサロンでお菓子作りの講師を務めたChiemiさんも、「まさか趣味のお菓子作りが仕事になるなんて思わなかったけれど、Naokoさんのおかげで新しい世界が開けた」と喜びます。

Naokoさんは、場所の提供だけではなく、SNSでの告知による集客、当日の写真撮影、SNSでの報告、後片づけなどもお手伝い。「せっかく才能があっても、ネットでの告知がストレスになるというママもいますし、面倒なことはなるべく私がやればいいかなと」。現在は、SNSや口コミで『NYママサロン』を知った人から「講座を開催させて欲しい」とアプローチされることも増えているとか。
講座に参加したママに、「『NYママサロン』のおかげで、人とのつながりができた」と感謝されることも多いそう。「ウォール・ストリートでは、一生懸命働いても怒られてばかりだったので、自分が楽しんでしている仕事で人に感謝されることに、感動しています」とNaokoさん。

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ママが幸せなら、子どもたちも応援してくれる

『NYママサロン』は、今年で7年目。Naokoさんは、「こんなに続くとは思っていなかった」と笑っていますが、2児の育児で忙しい時に、新しいビジネスを軌道にのせるのは大変だったのでは。
「家族、友だち、ベビーシッターやハウスキーパーなどを最大限に活用してきました。アメリカ人の夫も同じ価値観で応援してくれました。日本では、ベビーシッターは根付いていないかもしれませんが、私は、たとえ専業主婦でも、週に1回、数時間でも定期的に預けて、自分の時間を持ってよいと思うのです。日本のママにも、自分のストレスを軽減することを大事にしてほしいですね。『NYママサロン』で出会う女性は、かわいくて、強くて、しなやかで、個性的。私自身がいつも勇気をもらっています。家族のあり方は多様でいい、ということを教えてくれたのもニューヨーク。私が自分の欲求に素直になって幸せでいれば、家族も理解し、応援してくれると信じています」。

『NYママサロン』は通常は日中開催ですが、2019年の新しい試みとして、夜にイベントを開催するということで、筆者も参加させていただきました。

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シェフKatsuさんの和食とお酒をいただきながらの会話は、夫婦関係のこと、仕事のこと、これからの夢のことまで、テーマが尽きることはなく、日付が変わるまで語り合いました。
「今後は、日本人に限らず、また、性別や年齢、子どもの有無にも関係なく参加してもらえる夜のイベントも充実させたい」とNaokoさん。「私は自分が楽しいと思えるイベントしか企画していません。子どもたちも成長し、私のライフスタイルや関心も常に変化していますから、サロンのあり方が変わるのは自然な流れだと思っています」。どこまでも、自然体でしなやかなNaokoさんでした。

『NYママサロン』サイト

この記事を書いたライター

鯰美紀さん

インタビュアー&ライター。兵庫県芦屋市出身。大学卒業後、関西経済連合会に5年間勤務。ワシントンD.C、北京、東京を経て、2018年夏からニューヨーク在住。ライターとして、企業パンフや専門誌などに執筆するほか、プロフィール作成等で個人事業主を応援。ニューヨーク情報も積極的に発信している。インターナショナルスクールに通う男女2児の母。http://namazumiki.com

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