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英語耳、集中力、筋力アップ!音楽の習いごとで育まれる驚きの力

習いごとランキングで常に上位を占めるピアノやバイオリン。音楽に親しむために始めたはずが、上達しないことに親の私たちがイライラ、あせったりしていませんか? でもあせらなくて大丈夫。上手に弾くだけが音楽ではないのです。音楽に秘められた驚きの力を、バイオリン講師の戸田貴子さんに聞きました。

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英語耳につながる“いい耳”

子どもが最初に音楽にふれるのは“耳”。お母さんの声や子守歌を聴くことからはじまり、日常生活でも常に耳から音を取りこんでいます。

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戸田さんによると、「音楽を習うことで正しい音やリズム、曲を聴く頻度が確実に増えるわけですが、この積み重ねにより音に敏感な“いい耳”が育っていきます。この耳が将来の英語習得の際にも力を発揮します!」とのこと。
「“いい耳”とは、“音を聴き分ける力”のこと。日本語にはない英語の母音や子音の細かい音を聞き分けることができ、その結果、英語の発音を上手にコピーできるようになるのです」。なるほど、音楽によって英語に強い耳が育つのはありがたい副産物ですね。

瞬時に”集中力”をオン

音楽は時間の芸術とよばれるように、とまることなく曲が進んでいきます。楽譜を読解しながら演奏し続ける、これって実はとてもすごいことなのです!
「音符・記号のきまりを覚えるだけでも頭を使いますが、それを瞬時に読み取り演奏するにはかなりの“集中力”が必要となります。これを毎日繰り返すことで、<ピアノの練習を始める>=<集中力スイッチをオンにする>というくせが少しずつ身についていきます
戸田さんが言うように、この“集中力スイッチ”を瞬時にオンできるかどうかは、将来の勉強や仕事においても大きな鍵となりそうです。

“姿勢と筋力”の好循環

バイオリン奏者のピンと張った背筋、憧れますよね。良い姿勢の利点は見た目の良さだけではないそうです。
「私が姿勢や楽器の持ち方、指を注意するのは、音にも影響があるからなのです。姿勢が悪くなると正しい音を奏でられないうえに、筋肉や筋に負担がかかり故障の原因になります」と戸田さん。故障すると良い音がでない → 演奏が楽しくなくなるという負のスパイラルに陥ることも。
正しい音・美しい音を奏でるための姿勢ですが、その姿勢を保つことにより腹筋や背筋、腕や指の力も自然と発達していきます。

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継続は強みとなり糧となる

「習っているときは山あり谷ありですが、ぜひ長く続けてほしいです。技術以外の成長・変化は、本人はなかなか気づかないもの。しかしある時、周囲がハッとするほどの力を見ることがあり、教えている私も驚きます。また、音楽を続けることが後の人生において“強み”となり“糧”となるのです」と熱く語る姿が印象的でした。

上手になる以外に大きなメリットが得られる音楽。目先の技術だけではなく、これらの力が得られることを頭の隅におきつつ、子どものレッスンを見守っていきたいですね。

<文・写真:フリーランス記者 林 未香>

この記事を書いたライター

林未香さん
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写真家、ライター。2017年、3人の娘を連れて東京から山口の小さな町へUターン。夫は単身赴任中。趣味はキャンプ、DIY、旅行、魚をさばき調理すること。写真も撮れるライターとして活動中で、子どもの挑戦・冒険ネタが得意。

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