ママライフ

禁止事項のない公園? 自由な外遊びから育まれるスキルとは?

カラフルな遊具は見当たらない、木と土と落ち葉いっぱいの自然色の公園。入り口から見えるのは、掘っ立て小屋と煙が上がるかまど。ここは「羽根木プレーパーク」、NPO法人が運営する“禁止事項のない”ちょっと変わった公園です。ここでどのような遊びができるのか、子どもたちと体験してきました!

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見慣れない遊具でどう遊ぶ?

あたりをぐるっと見まわし「どこで、何をして遊べばいいの?」という表情の子どもたち。はじめての場所に少し戸惑った様子です。「お母さんも来て」と、私も道連れになりながらプレーパークを1周してみました。

・まず木登りに挑戦! 
子どもが自力で登れるようしっかりとロープがかけてあります。木に登るのは幼稚園以来、ひっくり返りそうになりながらも、なんとか登ることができました。これを機に、次々といろいろな遊びに挑戦していきます。

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・本物を使う「工作」はとても魅力的
玩具ではないのこぎりとかなづちに目が輝く子どもたち。端材や釘も準備されており、自由に使うことができます。本物を使えることがとても新鮮で、黙々と作業をする様子はまるで職人のよう。

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4歳児も一人前に釘うちに夢中です。

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・屋根の上に登れるように作られた掘っ立て小屋
屋根の上からの眺めは最高! 屋根に上がるというだけでもワクワクしますね。

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・遊びは自由
土に埋まったどんぐりを掘り出すのも遊びのひとつ。

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遊具はすべて手作り

実は公園内にある遊具はプレーワーカーやボランティアの大人が子どもの要求に応え作ってくれたもの。看板や道具、遊具のはしばしから「子どもが全力で遊べる環境を!」という彼らの気持ちを感じることができました。

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・焚き火もできる
プレーワーカーに砂糖をもらい、焚き火でべっこう飴作り。

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「火は危険だから使ってはいけません!」よく耳にするフレーズですが、ここでは自由に焚き火ができます。「子どもたちが集まり、自分たちでご飯を炊いて食べたりもしていますよ」と、プレーワーカーさん。近くで火を焚きつけていた小学生の男の子は、手馴れたものでした。

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遊びと危険とは隣り合わせ、そこから育まれる力とは?

NPO法人プレーパークせたがやのモットーは「自分の責任で自由に遊ぶ」こと。伸び伸びとした遊びにはある程度の“危険”が必要だといいます。

危険を知るからこそ自ら注意できるようになるし、たとえケガをしても小さなケガを繰り返すことで大きな事故を防ぐ術も身につきます。何より遊びは自分の興味と欲求を実現するための試行錯誤です。失敗を繰り返しながら何度も挑戦し、達成していくものなのです。これらは将来、自分の人生を切り開く上でもとても大切なこと。外での“自由な遊び”はただ自由なだけではなく、自らが考え遊ぶことにより、目には見えないスキルと、世の中をたくましく生き抜く力が育まれるようです。

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<取材協力:NPO法人プレーパークせたがや>
http://www.playpark.jp/toppage.html

<羽根木プレーパーク>
東京都世田谷区代田4-38-52 羽根木公園内
火曜日閉園 (この他に夏季・年末年始は休園期間あり)

<文・写真:フリーランス記者 林 未香>

この記事を書いたライター

林未香さん
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写真家、ライター。2017年、3人の娘を連れて東京から山口の小さな町へUターン。夫は単身赴任中。趣味はキャンプ、DIY、旅行、魚をさばき調理すること。写真も撮れるライターとして活動中で、子どもの挑戦・冒険ネタが得意。

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