ママライフ

「赤ちゃんはどこからくるの?」にどう答える? 絵本で性教育のススメ 

「赤ちゃんはどこからうまれるの?赤ちゃんはどうやってできるの?」そんな質問にどぎまぎした経験はありませんか? 「聞かれたときが答えどき」と言われますが、自分ではうまく説明できない、そんなママのために、おススメの絵本を集めてみました。(取材協力:青猫書房オーナー 岩瀬恵子さん、助産師 小松とし子さん)

導入として ~「あなたは大切な存在」と知らせるために

9784494008599
『おかあさんがおかあさんになった日』 (長野 ヒデ子 (著)/童心社)

はじめての妊娠、不安を抱えながら出産を迎えるお母さん。赤ちゃんが生まれ対面した瞬間、うれしくて涙が出たのは私も同じでした。「おかあさんにしてくれてありがとう」このひと言を子どもにしっかりと伝えたいと思った1冊。

9784494008971
『おとうさんがおとうさんになった日』(長野 ヒデ子 (著)/童心社)

同シリーズで、三人目の子どもを家で迎える家族の話。お父さんがお父さんになった日はいつもの景色が輝いてみえたり、不思議な力がわいてきたりと、不思議なパワーを赤ちゃんから与えられます。あなたが生まれてどれだけうれしかったのか、どれだけ喜んだのかを素直に伝えられる本です。

9784895726788
『おかあさんのおっぱい』
(ホ ウンミ (文)、 ユン ミスク (絵)、 おおたけ きよみ (翻訳)/光村教育図書)

ゾウやカンガルー、イルカ、動物の母親が赤ちゃんに与えるおっぱい、それぞれのスタイル。人間と同じように動物も大切な子どもにおっぱいを与え育てる。私たち人間も動物の仲間であることを自然と意識します。おっぱいは生まれてきた赤ちゃんのためにあるもの、決していやらしいものではないのです。

核心に迫る! ~赤ちゃんはどうやってできる? 

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『せっくすのえほん』
(やまもと なおひで (監修)、 みずの つきこ(絵と文)/あゆみ出版)

「おかあさんがいて、おとうさんがいてわたしがいる。どうしてかな? ふしぎだね・・・・。」と始まる絵本。父と母の体の違いと役割を絵と文で分かりやすく説明。セックスによって赤ちゃんのもとが、お母さんのたまごにたどりつきひとつになる。その後お母さんの子宮で育ち赤ちゃんになり、膣から生まれてくる。リアルな内容なのに、あたたかみのある絵と文でとても身近に感じられます。

「女の子はお母さんが、男の子にはお父さんが読んであげるといいわよ」と小松さん。
子どもが大きくなるにつれ、男と女の性差も顕著になってきます。その時は同性に話してもらうと伝わりやすいようです。

9784494001514
『ぼくのはなし(おかあさんと見る性の本)』 (和歌山 静子 (著)、山本 直英 (監修)/童心社)

こちらも精子が卵子にたどり着くこと、出産シーンもごまかさずに描かれているので、生物学的な仕組みが分かり、子どもが理解し納得できるのではないかと思いました。

自分を守るために~プライベートゾーンとは?

男の子も女の子も、自分の身は自分で守らなければいけません。プライベートゾーンは、家族や知り合いに見せていいの? タッチされてもいいの? きちんと伝えておくことが親としての役目でもあります。ぜひこちらの絵本も読んでみてください。

978-4-591-06544-0
『おちんちんのえほん(からだとこころのえほん)』
(やまもと なおひで (文), さとう まきこ (絵)/ポプラ社)

30833591
『いいタッチ、わるいタッチ(だいじょうぶの絵本)』(安藤 由紀 (著)/岩崎書店)

パパとママと一緒にお風呂に入ってもプライベートゾーンは自分で洗ったほうがいいこと、自分のことは自分で守ろうね、と自分を犯罪から守るという意識をやさしく伝えています。自分の性を守ることは自分の生を守ること、とても大切です。

まとめ

今回紹介した本、子どもたちに読む前に一人で読んでみました。読んでいくうちに、私の中にあった恥ずかしさが少しずつ薄れるのに気付きます。私たち人間は動物の仲間、大切な子どもたちを残すため、愛を育むためにセックスをする。恥ずかしいことではなく普通のことだと思え、愛をもって子どもたちに伝えたいと思えるようになりました。

紹介した以外にもたくさんの良書があります。ぜひ何冊か同時に手に取り、自分の目で確かめてください。「子どもに伝えたい!」という気持ちになったとき、はじめて伝える力がそなわります。その力は「あなたを愛しているよ」につながる、素敵なパワーです。

取材協力:青猫書房aoneko-shobou.jp

子待ち助産院megumi-js.jp

<文・写真:フリーランス記者 林 未香>

この記事を書いたライター

林未香さん
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写真家、ライター。2017年、3人の娘を連れて東京から山口の小さな町へUターン。夫は単身赴任中。趣味はキャンプ、DIY、旅行、魚をさばき調理すること。写真も撮れるライターとして活動中で、子どもの挑戦・冒険ネタが得意。

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