ママライフ

「ひとりで背負う」は大間違い!子育ての分業を始めてみませんか

働くママの心が解放され、体もラクになる情報を伝えたい!総合情報サイト『All About 』で活躍する“ガイド”と呼ばれる様々な分野の専門家が、単に捨てる、やめる、諦めるのでない、現実的なノウハウを紹介します!

教えてくれたのは

河崎 環さん「子育て」ガイド

これからの世界を生きのびる!現代の子育てにヒントを与えるコラムニスト
教育・家族問題、世界の子育て文化から、商品デザイン、 書籍評論まで多彩な執筆を手がけ、エッセイや子育て相談にも定評がある。スイス、ロンドンでの暮らしを経て帰国後、Web、新聞、雑誌、企業オウンドメディア、テレビ・ラジオなどで執筆・出演多数。

子育てはひとりで出来るものじゃない!

「お母さんなんだから子育ては私がしなくちゃ」家事だけでなく、子どもに関する全ての責任をひとりで背負い込み、辛くなってしまう。そんな女性が、真面目な日本人にはとても多く見られます。けれども、子育てというのはひとりで出来るものじゃありません!「子どもがひとり育つには、村がひとつ必要だ」アフリカにはこんなことわざがあって、子育てはみんなでするのが当たり前という感覚がみんなにある、といいます。

子育てもすっぱりと分業していきましょう。まわりの人を味方にするほど、子どもも幸せになりますよ。とはいえ、いきなりお隣の人に「ちょっと見ていてもらえませんか」と頼むのはハードルが高いもの。まずは家族の範囲から子育ての分業を始めてみませんか。その時「向いている人に任せる」という視点を持つと、任された側も喜んでしてくれるのでので、分業が心地よく成立します。例えば、

●子どもと遊ぶのが好きな夫→日曜日は連れ出してもらう
●出社時刻が夫のほうが遅い→保育園の送りは夫、お迎えは妻
●田舎に住んでいる夫の両親→夏休みなどに長期で預かってもらう
●手芸が得意な祖母→保育園・学校で必要な手提げ類を作ってもらう
●イベントごとの企画が好きな叔母(妻の妹)→子どもたちの誕生日会、クリスマスなどはお任せ

主導権を手放し「完全に任せる」

任せるときは「ありがとう」「助かります」と感謝の言葉を忘れずに。そして権限を完全に相手に譲り、自分は口出ししないと決めましょう。「権限委譲」と書くとなんだか上司が部下にという感じがしますが、育児においても人に 頼む際には一切の権限を手離すくらいの覚悟をするのが、うまく行くカギです。

「パパに預けたら『昼は子どもとラーメン食べに行った』だなんて、私がせっかくお昼を用意して冷蔵庫に入れておいたのに、信じられない」そんな風に、任せたら腹が立ったということ、ありますよね。なぜかというと、あくまでも育児の主導権は自分が握っていて、その方針に従ってないからなのです。子どもの身に危険があるなど、よほどのことでもない限り、自分は口を出さないと「覚悟」しなければ、いつまでも主導権を握ったまま、文句を言うことになってしまいます。

それでは預けられたほうも、「信用されてないんだな、そんなに言われるなら次は断ろう」と思ってしまいますよね。「権限を手離す覚悟」は預ける相手を信頼し、その人のやり方を尊重するということでもあります。それができると、口から出てくるのは文句ではなく、「預かってくれてありがとう」。感謝の言葉になりますよ。

主導権を手放し、「完全に任せた状態」に慣れていきましょう。そうして家族に任せることが出来てきたら、その範囲を少しずつ広げていきます。自分の想定の範囲を超えて、外部の人を頼れるようになると、育児は本当にラクになり、感じる幸せは何倍にもなっていきます。

住んでいる町の子育て行政サービスを知ろう

「家族以外の人に頼るといっても迷惑をかけることになるのでは……」「そもそもそんな知り合いがいないし……」何から始めていいかもわかりませんよね。そんなときは、自分から地域を知っていくこと。

●地域にどんな人が住んでいて
●スーパー以外にはどんなお店があって
●どんな活動が行われているのか
 
子どもが出来るまでは家と会社の往復で、地域に目を向けたこともなかったという方は多いのではないでしょうか。これまで全く目を向けていなかった地域には、実は子育てを支援してくれる施設がいくつもあったり、子育て支援の方など、助けてくれる人々がたくさん住んでいるのです。

「初めての子育て。夫婦ともに両親は頼れなくて、産後の体も辛く、泣いている子を抱きながら自分が泣いてしまうんです。自分のご飯もままならなくて誰かに助けてほしい……」

そんな時には、すぐに「社会福祉協議会」を調べてくださいね!住んでいる市区町村には「社会福祉協議会」があります。どんな子育てサポートがあるか、どんな施設を利用出来るか、わからないことは何でも相談でき、充実のサポートを低料金で利用できる方法を教えてくれます。

例えば、東京文京区のホームヘルプサービスでは、妊娠後期で動くのが苦しくなった際に、上の子の習い事への送り迎え、学童のお迎えを頼めたり、産後には赤ちゃんのお世話で懸命なお母さんに代わって、買い物や4〜5品の食事を支度をしてくれるサポートも。産前から利用できる手厚いサポート。助かりますよね。それも民間のシッターなどと比べると半分以下の料金です。「お手伝いさん」はお金持ちだけが利用するものだから私には無縁だと諦める必要はありません。高額サービスは罪悪感があるという方も心置きなく頼むことができるのではないでしょうか。
 
サポートしてくださる方も同じ地域に住んでいて「支援活動をしたい」という志ある協力会員さんなので、お金を払ってサービスを利用しているというより、親戚のような温かい関係になれるのも地域サポートの魅力です。寂しい気持ち、辛い気持ちも和らいで、核家族が陥りがちな孤独な子育てからも救われるはず。
 
知らないと損な行政のサービス。ぜひとも調べてご活用ください。自分から知ることが、まわりの人を頼れる自分になる第一歩です。
 
まわりの人はあなたを助けたいと思っています。頼りにしてほしいと思っているものなのです。「ひとりでしなきゃ」とがむしゃらに頑張らないで、「ひとりじゃなかった」と幸せを感じる育児にしましょう。たくさん頼ってくださいね。

※この内容は2019年11月に発売された書籍『すててもやめてもうまくいく ママたちの「こうしてやめれば大丈夫」BOOK』 の第3章『子育ての「ガムシャラ」を捨てる』の内容を一部修正し転載したものです

働くアラフォーママ達の救いになる本が出来ました!

家事、育児、仕事…今のママはキャパオーバー。受験、介護、年金、AI…将来はモヤモヤだらけ。「そんな限界間近の、働くアラフォーママ達の救いになる本を作りたい」。そんな思いからこの本がうまれました。

時代はどんどん便利になっていくのに、女性の役割だけは、変わっていないどころか、「ワンオペ育児」の家庭が増えて、負担が増しているようなこの頃。

そこで、「もう捨てていい思い込み」や「古い常識」、「時代に合わなくなった習慣」「今だからできる選択」「これからの時代に必要なこと」などを、専門ガイドに聞きました。

ただ単にやめるだけじゃなく、「しないほうがむしろ上手くいくこと」や「いますぐラクに効率UPできること」が中心なので、ママも家族もきっと幸せがUPします。

おもしろそうなところ、これなら出来そうと思えるところから、ぜひつまみ読みしてみてくださいね。

書誌情報 すててもやめてもうまくいく ママたちの「こうしてやめれば大丈夫」BOOK
著者 All Aboutモヤフォー研究所
もくじ 第1章:料理の「しっかり」を捨てる
第2章:家事の「ちゃんと」を捨てる
第3章:子育ての「ガムシャラ」を捨てる
第4章:マネーの「きっちり」を捨てる
第5章:住まいの「ゼッタイ」を捨てる
第6章:介護の「ヒヤヒヤ」を捨てる
第7章:ママ友・夫婦関係の「モヤモヤ 」を捨てる
仕様 単行本(ソフトカバー): 240ページ
定価 本体1650円+税

「All Aboutモヤフォー研究所」書籍発売記念イベント開催

下記日程で記念イベント開催します。

▼開催日時
2019年12月5日(木)
13:30 開場 / 14:00 開演 / 15:00終了(予定)

▼会場
八重洲ブックセンター 本店8Fギャラリー
〒104-8456 東京都中央区八重洲2-5-1
JR東京駅 八重洲南口
東京メトロ銀座線京橋駅 8番出口(京橋エドグラン)
https://www.yaesu-book.co.jp/access/

※会場へご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
※会場までの交通費、駐車場料金は各自ご負担をお願いいたします。

▼登壇者
All About「時短生活」ガイド ももせ いづみ
All About「家事・掃除・子育て」ガイド 藤原 千秋

以下フォームから申し込んでくださいね
申し込みはこちらから

抽選で5人にプレゼント

この記事を読んでくれた人にプレゼント!こちらの書籍を抽選で5人にプレゼントします。必要事項を入力して、ぜひご応募ください。

プレゼントの応募はこちらから
2019年12月3日(火)まで

(文/ぎゅってWeb編集部)

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