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神楽坂の“子連れで行ける”大学図書館には1000冊の科学絵本がずらり!

老舗料亭やフレンチレストランなどが軒を連ねる新宿・神楽坂。「大人のまち」という印象が強く、「小さい子どもが楽しめる場所はなさそう」と、勝手な先入観を抱いていたのですが……。
ありました、ありました。みなさんにも、ぜひ紹介したい隠れ子連れスポットが。

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神楽坂のメインストリートである神楽坂通りの、中央よりやや神楽坂上寄りに位置する毘沙門天善國寺。その真向かいにある石畳の道を奥に進むと、突き当たりにひっそり佇む建物があります。

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東京理科大学神楽坂キャンパス森戸記念館です。ここに、予約不要・無料で入れる絵本館「坊っちゃんとマドンナちゃんのこども絵本館」があるのをご存じでしょうか? (館内閲覧のみ・貸出不可)

エントランスでは「ここ、本当に入ってもいいのかしら……」と、少し尻込みしてしまいますが、1階に上がると、ゆったりとしたソファが並ぶくつろぎのスペースが。その奥の壁一面に、絵本や児童書がずらりと並んでいます。

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学長みずから厳選 大人もワクワクできる科学の良書

じつは、ここにある蔵書はすべて科学に関する内容または100万部以上売れているベストセラー童話や絵本。「幼少期から理科の面白さに触れてほしい」と願う藤嶋昭学長がみずから、絵本館の設立を発案し、蔵書を厳選。2010年12月に開館しました。館名は、夏目漱石の代表作『坊っちゃん』の主人公が、同大学の前身である東京物理学校を卒業していることに由来しています。

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坊っちゃんとマドンナちゃんは、東京理科大学のイメージキャラクター

特に充実しているのは『からすのパンやさん』や『だるまちゃんとてんぐちゃん』でおなじみの、かこさとしさんの作品。かこさんは、絵本作家の中では希な工学博士であり、藤嶋学長とも親交が深いそうです。「おへそ」「手・指」「脳と心」など人体の不思議にせまる絵本や、自然界のメカニズムが身近に感じられる絵本など、地域の図書館ではなかなか見かけないユニークな作品も揃えられています。

他にも、「砂糖と塩」「コップ」「ティッシュ」「鏡」といった身近な材料でできる科学実験について解説された「たのしい科学あそび」シリーズ(全10巻、さ・え・ら書房刊)や、1種類の作物について(1)つくり方、育て方(2)観察(3)食べ方、利用(4)実験(5)歴史、文化(6)もっと詳しい解説と理解を深められる「そだててあそぼう」シリーズ(全105巻。一般社団法人農産漁村文化協会刊)といった、親も一緒にわくわくできる科学の本と出会えます。

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私自身は、小学生の頃から数学や理科に苦手意識があったので、毎日読み聞かせをしているにも関わらず、ここにあるような科学に関する絵本や児童書は、手にとったことがありませんでした。

やさしい言葉や、親しみやすい絵で科学の魅力を伝えてくれる本のページをめくりながら、「そうだ、今度お風呂に入ったときに、おへその話をしてみよう」「雨の日はおうちで『実験あそび』、これは使える!」など、思いを巡らせたのでした。本格的に理科の学習が始まる小学生以降は、さらに利用価値が深まるはず。今後は、息子を連れて、たびたび訪れたいと思っています。

東京理科大学 森戸記念館内「坊っちゃんとマドンナちゃんのこども絵本館」
【開館日】
10:00〜16:00 日曜祝日休館/入場無料

【年末年始】
休館:12月23日、12月25日、12月27日〜1月6日
開館:12月24日、12月26日、1月7日

【アクセス】
新宿区神楽坂4-2-2
JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線「飯田橋」駅下車 徒歩8分
大江戸線「飯田橋」駅下車 徒歩15分

<文・写真 フリーランス記者 安藤陽子>

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