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小学生おすすめ児童書【五月は花笠!】ギャングエイジの心がわかる??

こんにちは、岬です。
小学校三年生のギャングエイジのお子さんを持つお父さん、お母さん!
日々、子育てお疲れ様です。

小学校中学年…、去年や一昨年に比べて、ちょっと生意気に感じませんか?
今まさにこの時期は、親に頼るのではなく自立のため親や大人に反抗的になる年齢ですよね。
一般的には「ギャングエイジ」と言われるこの時期を経て、子供達も大人になっていくと頭ではわかっていても、少々しんどいこともありますよね〜。

うちの娘、最近はもー、本当に感じ悪いんですよ。
私「おはようー朝だよー」
娘「分かってる!!(怒)」と怒鳴るが起きない
…というのは日常茶飯事ですが、なぜか私の言うことに対しては、一度は怒らないと気が済まないらしいです。

これも、いわゆる、ギャングエイジの1つの特長らしいですよ。
ほんの数ヶ月前までは、かわいいかわいい感じだったんですけどねぇ?まぁこれも成長の過程なんですよね。なんだか納得できませんけど。

さて、そんな時期のお子さんを持つ親御さんにもお子さんにもおすすめな本を見つけたので、ご紹介します。
こちら、「五月は花笠!(後藤竜二)」(新日本出版社)です。

なんで、五月に花笠?

花笠というのは、花飾りのついた笠を持って踊る山形の花笠まつりが有名です。
詳しい方は、「花笠って8月のお祭りじゃないの?」と思われるかもしれません。

このお話は、五月の運動会の話です。で、その運動会で、小学校三年生(まさにギャングエイジですよ)が花笠を踊ることになったんですね。

が、運動会がメインというより、運動会の二週間前くらいからのリアルな学級の雰囲気が感じられる良書。ざわざわする教室の様子、キャラが立った個性的な先生、見栄っ張りなあの子、先生になかなか心を開かない子も、いつも静かなあの子も…、どこかの学校の三年一組として、リアルに存在しているのではないか?という息遣いを感じられ、すぐに引き込まれました。

ストーリーは、Amazonに公開されている範囲で紹介すると、こんな感じです。

「運動会のダンスは、花笠音頭です」「なにそれー!」「ダサー!」ブーイングの嵐―!?カッコつけてないで、気どってないで、ほんとの気持ちをはじけさせよう

大人が読んでも、子どもが読んでも面白いと思いますが、今回は、「ギャングエイジの子供を持つ母親」目線での感想を書いてみたいと思います。

三年生の心理状態が絶妙に描かれている

このお話は、(出来るだけネタバレがないように説明すると)運動会で踊る花笠を中心に進みます。

三年一組の子どもたちが、親や先生を頼ったり甘えたりするのではなく、先生や友達の言葉・行動をきっかけに、自分も変わっていこうとするんですよ。
一生懸命、自分の気持ちを外に出して精一杯に伝える様子がなんともいじらしく、
葛藤しながら成長していく様子に胸が打たれます。

三年生って、親から見ると反抗的になってきてイライラするけれど、この本を読んでいると、本当は、三年生は心がまだ柔らかくてみずみずしいんだなと感じました。と、同時に、でも少しずつ素直に自分を出すのが難しくなってくる年頃でもあるんだなぁ、と。
主人公の語り口調の文体から、そういう子どもたちの成長段階がリアルに伝わってきます。

親としての目線で読むと、今まさにギャングエイジに入りつつある我が子も、ひょっとしたら私の見えないところで、こうして心の中でたくさんのことを感じているのかもしれない…と感じました。

そう思うと、なんだかとても胸が熱くなり、多少私への態度が悪くても、ゆっくりと見守ろうと思う心の余裕ができました。なんだか、娘の気持ちを、この本を通して想像できた気持ちになったんです。

なんで運動会?なんで花笠なのか?

でも、そもそも、三年生の成長を描くなら、別に運動会じゃなくてもいいわけですよね。それにダンスも花笠じゃなくて別のダンスだって別にいいですよね。
…と、読み終わった直後は思いました。

でも、よく考えると、運動会って一年で一番大きな行事ですよね。運動が苦手な子だっているわけですし、それに向けて頑張る子どもたちって、やっぱり健気で一番成長する機会なのかもしれません。
そんな子供の成長する姿って、五月の爽やかな天気の雰囲気がよく似合う気がします。

また、なぜ花笠なのか?も、ちょっと疑問の残るところでしたが、こういう民謡に合わせて踊るのって、現代っ子からすると、本の扉にもあるようになんとなく「ダサい」と感じるのかもしれません。でも、思い切ってやってみたら、「花笠は(ダサいどころか)とてもかっこよかった」わけです。

これも、それまで「なんとなく避けていたこと」を思い切ってやってみて新しい一歩を踏み出す、という子供の成長にリンクしているのかな。

ちなみに、花笠(男踊り)を動画で検索して見てみましたが、ゆったりした曲調なのに、花笠をひっくり返したりと華やか。それなのに、上体を上下させる動きも大きいので、しっかり踊ると汗が大量に流れそうな激しそうな雰囲気です。

「これを(お話の中で)小学校三年生が頑張って踊るのか〜、見てみたいな」と思いました。

ダンス好きな三年生の娘にも読んでもらった

なので、三年生である当事者のうちの娘も、感情移入できるかなと思い、本を渡してみました。
すると、私の後にすぐ読んでいましたよ。実際、彼女も最近は学校で運動会の練習中ですし、娘が好きなダンスが話に出てくるので、サラサラと読めたようです。感想を聞いたら、面白かった!と話してくれました。

うちの娘のように、お子さんが読む場合には、
運動会の前にももちろん、
運動会の後でも、
リアルな三年生の様子に共感してもらえるのでは?と思います。

大人が読んでも、
子どもたちの弾ける元気さに、最後にはこちらも笑顔になれるさわやかな児童書です。

図書館などで見かけたらぜひ手にとってみて下さい。


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岬さちこ

岬さちこ

東京都

夫、長女9歳(小3)
スキマ時間で楽♪かわ♪ハンドメイドを家族で楽しんでいます。

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