子育て・しつけ

あんふぁん読者3組が挑戦

ママが変わると効果が出るの?
1週間チャレンジ!

「子どもの短所ばかり目に付いてしまう」と悩む3人のママが親野さんとやり取りしながら、「見直し術」を1週間実践しました。
いつもの子育てを変えることへの難しさを感じながらも、わが子と向き合ったレポートです。

ケース1

朝の支度にとにかく時間が掛かります

真栄平(まえひら)渚さん ひよりちゃん

真栄平(まえひら)渚さん
ひよりちゃん[年少・3歳]

パパ、7カ月の男の子の4人家族

布団を畳む、脱いだ服を洗濯カゴに入れる、制服に着替える、持ち物をバッグに詰めるなど、朝の支度に時間が掛かります。やりたいことよりやるべきことを優先する子に育ってほしいのですが、何度言っても効き目がなく、朝は殺伐とした雰囲気に。娘との関係がぎくしゃくしています。

「許す」ことで娘と私の間の空気が変わった

娘がまだ話せないうちは意識的に気持ちを推し量っていたはずなのに、共感をなおざりにしていたことに気が付きました。朝の支度は相変わらず時間が掛かりますが、「まあいいか」と娘のことも自分のことも許せる気持ちになれたことで、今では冗談を言い合えるほどの穏やかな空気が流れています。私が変わると娘の反応も変わり、それが私の自信となって、久し振りに「子育てが楽しい」と思えるようになりました。

ケース2

気に入らないことがあると八つ当たりをしてきます

兵頭(ひょうどう)祐枝さん 琉雅くん[年中・5歳]

兵頭(ひょうどう)祐枝さん
琉雅くん[年中・5歳]

パパ、小2のお姉ちゃん、2歳の弟の5人家族

私が姉や弟につきっきりになっていると、「バカヤロウ」「ママなんかいなくなっちゃえ」と暴言を吐いたりパンチをしたり。注意すると「ママは僕のこと嫌いなんでしょ」と泣いてしまいます。いけないと思いつつ「言うことを聞かないならおうちに入れないよ」と脅してしまうことも悩み。

共感することで笑顔が増えけんかが減った

「いい子に育てなくちゃいけない」という気持ちが強く、言い聞かせても通じない状態に苦しくなっていました。正直、息子を叱ることでスカッとしていた面もあり、「叱らず共感に換える」日々は自分との闘いでした。しかし、「生まれてきてくれてありがとう」と愛情を繰り返し伝えることで、「ママ大好き!」と言ってくれるようになりました。息子の笑顔が増えたことで、きょうだいげんかや親子げんかも減りました。

ケース3

お友達や妹へのきつい言動が直りません

松本さゆりさん にこりちゃん[年長・6歳]

松本さゆりさん
にこりちゃん[年長・6歳]

パパ、3歳と1歳の妹の5人家族

園でもリーダー的存在の娘。しっかりしている反面、妹やお友達に対して命令口調になりがち。お友達のママから「ちょっと冷たい言い方をされて、うちの子が傷ついちゃったみたい…」と言われたことも。「もっと優しく言わなきゃだめでしょ」と注意しますが、直りません。

褒めることで娘の言動も穏やかになった

娘の命令口調は、私の言い方をまねていることに気付きました。「今の言い方はすごくよかったね」「そう言ってもらえたら、妹やお友達もそうだよなって思えるもんね」と伝え方を変えていくと、娘も言い方を意識する努力が見られるようになりました。びっくりしたのは、娘が自分から「私そうやって褒められるの、すごくうれしい」と言ってきたこと。娘の認めてもらいたい気持ちを満たすことの大切さを実感しました。

\ありがちな短所別/

ママが叱らないために打つべき一手

「そうは言われても、目に余るシーンに直面するとついつい叱ってしまう!」というママに向けて、シーン別に言葉の掛け方の工夫や発想の転換方法を紹介します。
イラッとした時はこの一手を思い出してみて!

きょうだいげんかが多い

きょうだいげんかが多い

打つべき一手!

並んでテレビを見ている時に「仲がいいわね~」と言う

「仲良くできたら褒めよう」と思っていては、永遠に褒められません。「褒めたら仲良くできるようになる」のです。並んでテレビを見ている時や、普通に遊んでいる時に「仲がいいわね」のひと言を掛けましょう。

おもちゃを「買って」など言い出すと聞かない

おもちゃを「買って」など言い出すと聞かない

おもちゃを「買って」など言い出すと聞かない

打つべき一手!

まずはその場を離れて気分を変える言葉で終える

欲しい物の近くにいると気持ちが切り替わりません。「こっちでお話聞かせて」と言って場所を変え、「欲しいよね」と共感してから買えない理由を説明します。そして、「公園で遊んで帰ろう」と気分を変える提案を。

支度にぐずぐずしてしまう

支度にぐずぐずしてしまう

打つべき一手!

「模擬時計」などで見通しを立てやすくする

例えば毎朝8時に家を出るなら、8時を指した時計の絵を本物の時計の横に貼っておき、「時計が絵と同じ形になったら家を出るよ」と言っておきます。やることの見通しが立つと、子どもも取り組みやすくなります。

すぐ人にやってもらおうとする

すぐ人にやってもらおうとする

打つべき一手!

鼻歌を歌いながら楽しい雰囲気でやってあげる

最近の研究では「できないことを叱っていると自信が無くなり、余計にできなくなる。無理なときはやってあげた方が自立する」と分かってきました。小言を言いながらではなく、明るく楽しくやってあげましょう。

巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター) illustration YAMAMOTO Mamoru

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お子さんの短所はどんなところだと思いますか?」

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