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イライラは脳が発達している証拠?

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Q

イライラは脳が発達している証拠?

小学校2年生の息子が最近急に生意気になってきました。なんだかイライラしているようです。
子どものイライラは脳が発達している証拠と聞いたことがありますが、反抗期の前にそういう時期はあるのですか?
(みほみはら・42歳)

A

子どものイライラの原因

イライラは脳が発達している証拠?

最近、小学校3~4年生のギャングエイジを前思春期とか中間反抗期と言うようになってきています。そうした時期のイライラは、基本的に「自分の思いをうまく言葉に整理できない」ということが一番の原因です。人間関係も複雑になり、学校の勉強でも高いレベルが求められるようになります。そうしたストレスが原因となり、イライラするのです。
早い子どもでは、小学校2年生ぐらいから始まると言われています。そうした意味では、みほみはらさんの息子さんは、発達が早いのかもしれません。

 
言語化する能力を
子どものイライラを解消する方法は、なんといっても「言語化する能力」を高めることです。イライラしている原因や思いを、「きちんと言葉で表現するようにさせる」ということです。そのためには、「どうしたの?」「お友達と何かあったの?」などと、誘いの言葉をかけてあげることです。それと同時に、子どもが話しやすい家庭の雰囲気をつくることがポイントです。
聞く時のポイントは、「聞き手モードで聞く」ということです。子どもの意見に対して「何か言わなくちゃ」と考えながら聞くのは、「話し手モードで聞く」ことになります。子どもというのは、「何を言っても大丈夫」という「聞き手モード」の雰囲気があった時に、子どもは話をするようになるのです。
そうした家庭の積み重ねが、言語化する能力を育て、子どものイライラを解消させる大きな力になります。

 
ストレス・ゼロを心がける
ストレスを、出来るだけ子どもにかけないようにするのが大切です。アメリカの児童心理学者の研究によると、胎児期から学童期まで、子どものストレス・レベルを最小限にしておくことが極めて重要だそうです。
子どもを幸せに穏やかに育てることは、子どもの脳の発達にとって最も大切なことです。ましてや親が子どもに早期の英才教育を施すのは完全に逆効果です。子どもをイライラさせると、子どもの脳からホルモン・コルチゾール(ストレスに敏感に反応するホルモン)が放出し、それが脳細胞を殺してしまうというのです。子育てはできるだけリラックスして、のびのびとが、大切です。

 
生意気を成長ととらえる
子育ては、親に大きなストレスがかかるものです。特に、生意気なことを言い始めたりすると、イライラするものです。
そうしたイライラを成長ととらえ、じっくりと話を聞いてあげて、言語化する能力を育てていくことが大切なポイントになるのです。

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プロフィール

増田修治先生
増田修治先生
白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授。
1980年、埼玉大学教育学部を卒業後、埼玉県の小学校教諭として28年間勤務。
若手の小学校教諭を集めた「教育実践研究会」の実施や、小学校教諭を対象とした研修の講師なども務めている。
「笑う子育て実例集」(カンゼン)、「『ホンネ』が響き合う教室」(ミネルヴァ書房)など、著書多数。

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