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もっと話してほしいのに…

小学生ママのお悩み解決箱

Q

もっと話してほしいのに…

小1の男の子がいます。うちに帰ると学校での出来事はあまり自分から口にしません。
「今日はどうだった?何してきたの??」と聞いても、「楽しかった」で終わってしまいます。担任の先生に伺っても特にトラブルはなさそうなのですが、しつこく聞くのもあんまりかなと思ってそれ以上は聞いていません。どのようにするのがベストでしょうか?(さやや・34歳)

A

良心的な対応

もっと話してほしいのに…

まず、さややさんのご相談を読んで感じたことは、とても子どもの思いを大切になさっているということです。無理矢理聞きたくなるのが、やはり親の常だろうと思います。しかし、あえてそれを聞かずに、黙っているのは大変なことだと思いますし、忍耐がとても必要なことだと思うのです。
それをされていることに私は驚くと同時に、感心してしまいました。
 
「楽しかった」の中身を一緒に考える
小1の男の子の中には、学校のことを聞いても「別に…」とか「おもしろかったよ」とか「楽しかった」だけで終わってしまう子がいます。面倒くさいというのもあるのですが、どのように説明したらいいかが分からないことが多いのです。
ですから、「楽しかったんだね。よかったね~」とまずは受け止めておいてから、「ガハハハハ…と笑える楽しさ? それとも、フフフ…と笑うような楽しさ?」という具合に、楽しさの中身を伝えたくなるような問いかけをするといいのです。
「そんな笑うような楽しさじゃないよ」と子どもが言ってきたら、「友達と何かの道具で遊んだことが楽しかったの? それとも、校庭で遊んだことが楽しかったの?」と具体的に語れるようにしてあげてください。
楽しさの中身を一緒に考えるという姿勢が、大切なのです。
 
くすぐりごっこをしよう!
いろいろな手立てをとってもなかなかしゃべってくれなかったときの最終兵器。それは、くすぐりごっこです。「こら、どんなことが楽しかったんだ。言ってみなさい」と子どものわきをくすぐりながら言うのです。
子どもは「やめてよ!」と言いながらも、嬉しそうにすること間違いなしです。「楽しかった」と子どもが言うときは、「何事もなく、友達と普通に遊べて楽しかった」という場合と、「イヤなことがあったけど、まぁ我慢できたから、取りあえず楽しかったと言っておこう」という場合があるのです。
集団の中にいることは、子どもにとってはわりと疲れることがあるのです。ですから、くすぐってあげて、楽しかったことを喋らせたり、イヤなことを忘れさせてあげることも、家庭の大事な役割なのです。
とにかく、子どもの表情を読んでくださいね。いつもと違う「楽しかった」だったときには、時間をとってきちんと聞くようにしてください。
子育ては、やはり心配が多いものです。何かあったときや気になったときには、まず担任の先生に相談してください。必ず、情報を持っていますし、その子にあったアドバイスをしてくれます。

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プロフィール

増田修治先生
増田修治先生
白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授。
1980年、埼玉大学教育学部を卒業後、埼玉県の小学校教諭として28年間勤務。
若手の小学校教諭を集めた「教育実践研究会」の実施や、小学校教諭を対象とした研修の講師なども務めている。
「笑う子育て実例集」(カンゼン)、「『ホンネ』が響き合う教室」(ミネルヴァ書房)など、著書多数。

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