小学生ママ

うそはどうしたらいい?

小学生ママのお悩み解決箱

Q

うそはどうしたらいい?

言い訳がひどい!うそをつくので本当に困っています。女子・3年生(ごましおこ・36歳)

A

言い訳の中身を考えてみましょう

うそはどうしたらいい?

私が担任した4年生の子どもが、次のような詩を書いてきましたので、紹介したいと思います。
 
  言いわけ
                A男(4年)
ぼくが新宿に行った時、
大きな人たちが、
「言いわけをした」とか言っていた。
そう言われた人は
「言いわけはわけを言うって意味だよ。
それのどこが悪いの?」
と言っていた。
ぼくも前
言いわけはだめなもんだと思っていた。
うまい事を言うなぁと思った。
 
この詩を読んで、私は思わず納得してしまいました。娘さんも、同じように言い訳を「わけを話すことだ!」と考えているのではないでしょうか。子どもというのは、自分を守ったり、怒られないようにするために、あの手この手で言い訳を考えるのです。それは、智恵を働かせている瞬間なのです。ですから、子どもの頭はフル回転しているのです。
ですから、うまい言い訳を言ってきたら、「すごいねぇ~。よくそんな言い訳を思いつくね~」と褒めてあげてほしいのです。
 
言い訳には、問いかけを

そうは言っても、言い訳を言って許されないことが多いのも確かです。ですから、「その言い訳はよく考えているけど、悪いことは悪いんだよね。それは、分かっている?」と問いかけるようにしてください。ここで、問い詰めるのではなく、問いかけるというのが、大きなポイントになります。そうすることで、自分の言い訳の不合理さが少しずつ分かっていくようになるのです。その過程を飛び越えて、子どもが自分の行動を正確に評価するようになることはあり得ないのです。
大事なことは、自己評価をさせる時に、「今の行動を他の人から見たら、どう見えると思う?」とか「もう一人の自分が見たら、どう思うだろう?」と客観的に行動や言動をふりかえるようにしていくことなのです。小学校低学年では無理かもしれませんが、少しずつ自分の行動を客観視できるように用意をしてあげることが、のちのちの成長につながるのです。
うそをついたときには、一応最後まで聞いてから、
「その話、うそが入ってな~い?」
と確かめるといいのです。そうして、自分からうそを言っていることを分からせていくようにしていきましょう。

先生への質問受付中

プロフィール

増田修治先生
増田修治先生
白梅学園大学子ども学部子ども学科准教授。
1980年、埼玉大学教育学部を卒業後、埼玉県の小学校教諭として28年間勤務。
若手の小学校教諭を集めた「教育実践研究会」の実施や、小学校教諭を対象とした研修の講師なども務めている。
「笑う子育て実例集」(カンゼン)、「『ホンネ』が響き合う教室」(ミネルヴァ書房)など、著書多数。

関連記事

関連記事

キーワード検索

幼稚園関連サイト

  • こどもがまんなかPROJECT
あんふぁんWebは子育てママを応援しています。