小学生ママ

「女の子のお友達トラブル」の場合のレッスン

東大脳育成コーチ谷亜由未の子どもを伸ばす親力強化レッスン

今年もあと少し。2017年はどんな年だったでしょう?新1年生さんのママは、ワクワクドキドキの1年だったかもしれませんね。昨年のお子さんと比べると、ずいぶん成長しているのではないでしょうか?お正月にはこの1年を振り返って、パパとともにその成長を伝えてあげると、お子さんの自信につながるでしょう。

お友達のことについて「好き・嫌い」を言ったとき

さて、今回は、「女の子のお友達トラブル」についてのレッスンです。男の子と違って、女の子のほうがおませなところがあるせいか、好き嫌いがあったり、仲間はずれにされる、といったトラブルが割と小さいころから多いようです。かく言う私も、昔そんな体験がありましたが、私の場合は中学生になってからでした。それでも仲間はずれにされたことがない人より、気持ちはよく分かると思うので、そんなことも踏まえながら書いてみます。
 

まず好き嫌いについて。我が子がお友達のことについて「好き・嫌い」を言ったとき、どう対応したらいいでしょう?「好き」は問題ないですね(笑)。「嫌い」と言ったときが悩ましいわけですが、「好き」とか「嫌い」と思うこと自体に、正しいも間違っているもないので、それはそれで「そうなのね、嫌いなのね。」と受け止めてあげましょう。その後、「なぜ嫌いなのか?」「どういうところが嫌いなのか?」を聞いてみます。答えが聞けたら、人を嫌い、と思うのではなく、こういう行為(など)が嫌い、という言葉に置き換えてあげます。「だから○○ちゃんのことが嫌い、なんじゃなくて、こういうところが嫌なんだよね。」と人と事柄を分けて考えられるように導いてあげましょう。

さらには、「じゃあいいところはどこ?」とよいところに目を向けさせたり、ママからその子のよいところを伝えてあげましょう。「嫌い」ともし自分が言われたら、どんな気持ちになるのか、と相手の立場を想像させてあげることも大切です。

そして「嫌い」なこと、「嫌い」な人がいればいるほど、誰が気分が悪いかと言えば、結局は自分なのです。ですから、なるべく「嫌い」を見るのではなく、「好き」や「いい」と思うところを見つけるほうが、自分がハッピーになれること、そうやってお友達と付き合うと、ステキなことがたくさん起こるようになることを教えてあげましょう。

お友達に「嫌い」と言われてしまったとき

次に「嫌い」と言われてしまった悲しみについて、こちらもママは、その悲しみを受け止めてあげることが一番大切です。「そうか、嫌いって言われちゃったのね。それは悲しいね。ママもそう言われたら悲しいわ。」と共感してあげます。相手の子に対して思っていることもあるでしょうから、それも全部うなずいで聴いてあげましょう。
 
でも決して相手の子を責めるようなことは言わないでください。その後でママの口から、お子さんのいいところをたくさん伝えてあげたり、スキンシップをしてあげたり、お友達がどんなに「嫌い」と言ったとしても、「ママにとっては大事な、大好きな存在よ。話してくれてありがとう。」ということを伝えてあげましょう。そんなときに「あなたのこういうところがダメだから嫌われるのよ。」などということは絶対に言わないでください。そんなことを言えば、そういう思い込みを作り、ますますそんな現実を作りだしてしまいかねません。また嫌なことがあっても誰にも言わず、1人で思い悩むようになってしまうかもしれません。

ママはお子さんにとっての安全地帯。マイナスな気持ちが起こっているときこそ、お子さんにも自分にも、温かい気持ちになるような言葉がけやアクションをしてあげてくださいね。

仲間はずれをしている、されているのが分かったとき

仲間はずれについてもお子さんへの対応は同じです。しているのがわかったら、理由を聴いてみる、それをそのまま受け止める、相手の立場になったらどうかを考えさせる、相手のいいところにフォーカスさせる、その行為はまわりまわって自分に返ってくると教える、のがよいでしょう。

されているのがわかったら、気持ちを聴いて受け止める、共感する、いいところや味方であることを伝える、場合によっては学校へ行かなくてもいいよ、と言ってあげましょう。相手の親御さんや先生に言うかどうかは、どの程度の仲間はずれなのかにもよりますが、最初は様子を見ていてもよいと思います。軽いものなら、お子さんの気持ちをプラスに持っていってあげるだけで解消することもおおいにあり得ます。親が出ていくことで小さな傷口を広げてしまうこともありますから。

小さな傷にはまず“ばんそうこう”ですよね。

親力強化レッスンの4つのポイント

「女の子のお友達トラブル」場合のレッスンは

1. まずそのまま受け止める
2. 批判や説教をするのではなく、理由や気持ちをしっかり聴いてあげる
3. 相手のよいところに目を向けさせる
4. 相手に発したものが自分に返ってくること、自分が幸せになれる選択をすることが大事、ということを教える

です。
 

最後にもう一つ、ママ自身の過去の体験や、現在の人付き合いの中に、そのような気持ちがないかどうかを振り返ってみてください。子は親の鏡、なので、親の心が子どもに映っている場合もあるのです。もし思い当たるようなら、ご自身の心を癒やすなり、心の在り方を変えるなりしたほうがよいかもしれません。みんなの心が愛にあふれ、素直に幸せになれる選択をできる世の中にしたいですね。

profile

谷 亜由未

プレシャス・マミー メンターコーチ
株式会社プレシャス・マミー 代表取締役。1児の母。
名古屋市立女子短期大学卒業後、富士通株式会社に勤務。26歳で出産、3年間の専業主婦の後、仕事に復帰。自宅にて学習教室の運営などを経た後、2006年6月、41歳で人と組織の活性化をサポートする株式会社ミュゼを設立。コーチング、インプロを使った企業研修の他、PTAセミナー や子育て講座で数多く講演。ひとり息子が塾なし、すべり止めなしで東京大学理科Ⅱ類1本受験で現役合格したのを機に、子育てのノウハウとコーチングをミックスしたプログラムを確立。2010年3月にママであることがキャリアになる日本を目指した株式会社プレシャス・マミーを設立。東京、大阪、名古屋にて、コーチ養成講座、トレーナー養成講座を開講。全国に認定プレシャス・マミーコーチ、トレーナーを生み出す活動をしている。現在は認定トレーナーたちが講座を引き継ぎ開講中。
認定トレーナーたちが講座を引き継ぎ開講中。2014年に開始したeラーニングも好評。3年間で300名の受講生を生み出している。2015年夏からは、逗子のリゾート地にて、ママの人生をきらめかせる講座を開講中。ママたちが楽しみながら自分を磨ける楽しいイベント、セミナーを随時企画している。またわかりやすく楽しい講演も人気があり、日本のみならず、海外でも積極的に講演を行う。

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