小学生ママ

「朝なかなか起きられない」というお子さんの場合のレッスン

東大脳育成コーチ谷亜由未の子どもを伸ばす親力強化レッスン

GW、いかがお過ごしでしょうか? 私は今年初めて、前半でディズニークルーズラインを楽しんできました。アメリカ、フロリダのディズニーワールド近くから、ディスニーのクルーザーに乗って島をめぐるツアーです。夢の世界を楽しんできました。

起きられない原因は何? 起きられなくなったのはいつから?

さて、今回のレッスンは「朝なかなか起きられない」場合の対処法です。まずは原因から考えましょう。それは学校へ行くようになってから始まったことなのか、幼稚園、保育園のころからそうだったのかを考えます。もしも学校に行くようになってからだとしたら、学校へ通うようになって、リズムが変わったことや、何らかのストレスが大きい可能性もありますね。もし学校へ行くようになる前からだとしたら、生活リズムを見直してみるのがよいでしょう。夜寝る時間を早くするというのが、手っ取り早く、誰でも考えそうなことですが、それだけでは解決しないこともあります。

大人も子どもも同じように、私たち人間は交感神経と副交感神経を切り替えて生活しています。昼間活動しているときは交感神経が働いて、頭も体もスイッチオンの状態です。食事のときや夜休むときは、副交感神経が働いてスイッチがオフになっている状態です。このスイッチの切り替えがスムーズに行くと、夜もぐっすり眠れて、朝は気持ちよく起きられるはずなのですが、昼間のいろいろな刺激によって、その切り替えがうまくいかず、夜いつまでも交感神経が働いていると、寝つきが悪くなるだけでなく、眠りが浅くて、疲れが取れにくい、寝た気がしない、そして朝起きられない・・・という状態になってしまいます。

寝る前の時間が大切! 気持ちよく眠れると、気持ちよく起きられる

それを踏まえて、朝起きられない子は、夜寝る前の時間の使い方も見直してみましょう。食事、お風呂、これらは副交感神経が働く時間です。ですから晩御飯はなるべく早い時間にとるようにし、そこからは副交感神経モードになるようにします。ゆったりと楽しい気持ちで食事がとれるようにする、お風呂はますます体をリラックスさせますから、こちらもカラスの行水ではなく、ゆっくり湯船につかって心と体が休まるような和やかな時間にする、そのあとはゲームなど、交感神経を刺激する遊びはやらない、寝る前には今日のよかったこと、楽しかったことを3つあげてもらい、穏やかな「快」の感情で1日を締めくくるようにする・・・というように、布団に入る前の時間、布団に入ってから眠りにつくまでの時間、どちらも心穏やかに過ごせるように気をつけてみてください。

食事をあわただしく、ガミガミ叱られながらとり、お風呂も慌てて入り、布団に入ってからもママの不機嫌な顔や、声を見たり聞いたりしながら眠るとしたら、どんな眠りになるか、想像がつきますよね。いい夢も見られそうにありません。それだと朝、気持ちよく目覚めることは難しいでしょう。

朝起きられないのは、子どもが悪いと決めつけるのではなく、起きづらい環境や習慣を作っていないか、振り返ってみることも大切です。もしかしたら、ママの気持ちが穏やかでないことが、子どもの眠りに反映しているかもしれないのです。

その上で、朝の起こし方の対策を考えましょう。子どもにお気に入りの目覚ましを選ばせ、毎晩自分でセットさせてみる。(自分で起きられるのが望ましいですが、まだそれが難しい場合は)どうやって起こしてもらったらうれしいのか、リクエストをもらう。(「時間だよ!起きなさい!」「何度言ったらわかるの!いい加減に起きなさい!遅刻するわよ!」といった脅しのような声掛けを朝からされたら、これまた気持ちよくは起きられませんね)

起きた後にどんなことが待っていたらワクワク起きられるようになるのか、一緒に考えてみる、などなど、起きるための工夫も子どもと相談してみてください。何でも一方的にやらされることは気分がよくありません。「〇〇早起きプロジェクト!」などと、イベント化して、子ども一緒に取り組んでみるのも面白いでしょう。ママが「起こさなきゃ!」と、ひとりで気負って頑張れば頑張るほど、空まわりして腹が立つ・・・という事態になりがちです。気持ちよく、楽しく朝起きられる方法を考えてみましょう。

それでももし改善されない場合には、心の奥や体調に問題があるのかもしれませんから、保険の先生に相談してみるのもありだと思います。

親力強化レッスン3つのポイント

子どもが朝なかなか起きられない場合は、

1.布団に入る前、入った後、眠るまでの時間をいかに気持ちよくするかを考える
2.ママの心の状態、声掛けの言葉を見直す
3.起きることが楽しくなる方法を子どもと一緒に工夫してみる

以上が今回の親力強化レッスンのポイントです♪

profile

谷 亜由未

プレシャス・マミー メンターコーチ
株式会社プレシャス・マミー 代表取締役。1児の母。
名古屋市立女子短期大学卒業後、富士通株式会社に勤務。26歳で出産、3年間の専業主婦の後、仕事に復帰。自宅にて学習教室の運営などを経た後、2006年6月、41歳で人と組織の活性化をサポートする株式会社ミュゼを設立。コーチング、インプロを使った企業研修の他、PTAセミナー や子育て講座で数多く講演。ひとり息子が塾なし、すべり止めなしで東京大学理科Ⅱ類1本受験で現役合格したのを機に、子育てのノウハウとコーチングをミックスしたプログラムを確立。2010年3月にママであることがキャリアになる日本を目指した株式会社プレシャス・マミーを設立。東京、大阪、名古屋にて、コーチ養成講座、トレーナー養成講座を開講。全国に認定プレシャス・マミーコーチ、トレーナーを生み出す活動をしている。現在は認定トレーナーたちが講座を引き継ぎ開講中。
認定トレーナーたちが講座を引き継ぎ開講中。2014年に開始したeラーニングも好評。3年間で300名の受講生を生み出している。2015年夏からは、逗子のリゾート地にて、ママの人生をきらめかせる講座を開講中。ママたちが楽しみながら自分を磨ける楽しいイベント、セミナーを随時企画している。またわかりやすく楽しい講演も人気があり、日本のみならず、海外でも積極的に講演を行う。

関連記事

関連記事

キーワード検索

幼稚園関連サイト

  • こどもがまんなかPROJECT
あんふぁんWebは子育てママを応援しています。