小学生ママ

物を欲しがるわが子のこと

友達のものを何でも欲しがります。“うちはうち”と教えたいが、どうしたらいいですか?


お友達が持っているおもちゃや洋服など、なんでも欲しがります。誕生日やクリスマスにはプレゼントを買っていますが、普段からなんでも欲しいものを買ってあげるほどは余裕がありません。よそはよそ、うちはうち、と教えたいのですが、どう言えばいいでしょうか?
プレゼントは、特別な日にあげるもの


おもちゃや洋服などを、子どもが欲しいからと言ってすぐに買ってあげるのは、教育上良いことではありません。子どもたちがおねだりすれば目の前に何でも出てくるということになると、わがままになることは間違いありません。

今、お店には、物があふれています。また、テレビCMなどでもさまざまな商品が宣伝され、購買欲が絶えず刺激される状況です。そのため、購買欲はますます増大し、際限がないものとなります。

基本的には、プレゼントは特別な日にあげるものと教えることが大切です。そうすることで、その日までワクワクして待ちます。このワクワク感が、子どもの情緒を育てるのです。

どうやって教えるか?
子どもにお小遣いをあげていると思います。そうしたお小遣いを基準に、考えさせると良いのです。たとえば、お小遣いが月500円とし、おもちゃが50000円だとすると、10ヶ月分になります。「10ヶ月分のものをいっぺんであげるのは無理だ」と伝えることがポイントです。

また、家庭の中の収入がどのくらいあるのかをきちんと伝えても良いですね。2年生でしたら、家庭の収入の状況というのは理解できるはずです。その上で、「あなたの欲しい物を何でも買ってあげるのは無理なんだよ」と言うことです。

そして、それぞれの収入に合わせた生活をすることが大切であることを、ていねいに伝えることです。

そうした説明の上で、「よそはよそ、うちはうち」と言えば、子どもにもきちんと伝わるはずです。

家族みんなが我慢していることも伝える
子どもは、自分ばかりが我慢していると思いがちです。きちんの家の中の経済状況を伝えると同時に、それぞれ家族がどのように欲しい物を我慢しているかを話し合うことも必要です。

「それぞれが我慢を少しずつし合って家庭というものが成り立っていること」を伝えることが、子どもが大きくなって家庭を営むようになって役立ちます。子どもというのは、自分の育ってきた環境をもとに、いろいろなことを考えていくものなのです。

お金持ちが必ず幸せではありません。しかし、お金がないと生活できないのは、確かなことです。上手に家庭の経済を切り盛りするお母さんの姿を見せましょう。それが、次世代につながる教育なのです。

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プロフィール

増田修治先生

増田修治先生 
白梅学園大学子ども学部子ども学科教授。
1980年、埼玉大学教育学部を卒業後、埼玉県の小学校教諭として28年間勤務。
若手の小学校教諭を集めた「教育実践研究会」の実施や、小学校教諭を対象とした研修の講師なども務めている。
「笑う子育て実例集」(カンゼン)、「『ホンネ』が響き合う教室」(ミネルヴァ書房)など、著書多数。

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