ママライフ

日本一売れているレシピ本の著者・山本ゆりさんの気負わない料理術とは?

レシピブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」が人気の山本ゆりさんは、大阪府出身・在住の料理コラムニスト。身近な安い食材だけを使い、調味料も家庭にあるものだけを使っているのに、おいしく、おしゃれに見え、誰にでも簡単に作ることができるメニューが多く、支持を得ています。
そんな「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をムック化したのが、「syunkon カフェごはん」シリーズ。2017年4月に発売された『syunkon カフェごはん6』では、「人気おかずBEST30」や、おもてなし料理、お弁当にオススメ料理、電子レンジのみで調理することができるレシピなど多数掲載しています。
料理愛・家族愛のいっぱい詰まった山本さんの新しいレシピ本の発売を記念して話を聞きました!

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作り置きはしない主義。品数や栄養も考えすぎず

毎日、家事をしていて、一番大変なことは「料理」というママは多いですよね。5歳と1歳の子どものママでもある山本さんも同じです。いつもおいしく、おしゃれな料理を作っているように見えますが、頑張りすぎないように気を付けているそう。
「品数や栄養バランスを考えすぎず、1週間くらいでバランスが取れたらいいかなというふうにしています。とにかく、あまり気負いすぎないように! 作りたいと思ったときはいっぱい作って、作れないときは仕方ないと割り切っています。似たような味がかぶってしまっても仕方ないかぁと(笑)。1か月くらいのサイクルで、いろいろな食材が食べられたらそれでいいし、毎日バランスを取らなくてもOKって。
盛り付けも、本やブログではすごくちゃんとしていますが、普段はちゃんとしてないです(笑)夫がいろどりのネギやレタスなどが好きじゃなくて、お肉はお肉でドーンと出す方が好きなのです。普段はちゃんとやっていないのですが、ここぞ!っというときには、きれいな盛り付けを意識しています」

毎日の献立に頭を悩ませているママは多いと思います。毎日おいしそうな料理を作っている山本さんはどんなふうに献立を決めているのでしょうか?
「基本的に買い物は毎日行くんですけど、買い方は結構適当です(笑)スーパーで安かったものや、そのときおいしそうだなと思ったものを買っています。本当は1週間分の献立を決めて、使い切れるように工夫するべきだなと思っているのですが、正直できなくて…。私はそのときあるもので作るという方針です。買い物に行く前に冷蔵庫を見て、これはあるから買わないということだけ決めて、冷蔵庫にあるものと、買ってきたもので作っています。買い物に行けないときは残りもので作ります。ないときはないなりに作っています。
実は作り置きが苦手で、うまくできないので、それよりも5分くらいできるものをその場で作る方が得意です。作り置きって私しか喜ばないんですよね。作り置きをリメイクして作るくらいなら、新しいもの作った方がいいかなと思っています。気まぐれメニューばかりですけど。
たとえばキャベツを買うときに、1/2を買ったとしますよね。もし家にちょっと残っていても別に気にしない。最後はお好み焼きにしちゃえばいいかーみたいな(笑)」
山本さんのお話を聞いていると、献立に頭を悩ませるなんて無意味なことかも…とおおらかな気持ちになります。

子どもに食べてもらう工夫は?親がやる気を出しているときほど食べない…

旦那さんが満足するものと、子どもが満足するものは案外違います。両方のことを考えて料理するのは結構大変ですよね。スパイシーなものを食べたいけれど、子どもがいると躊躇することも多いです。
「よくお子さんがいらっしゃる方は、辛い物を一切出さなくなったりすると思うのですけど、ウチはそういうことはないですね。辛いものも大人は大人で出して、子どもに『食べてみる?』と聞いて、食べなければ食べないでそれでいいしって、そんなふうにしていますね。みんなで食べられるものと、子どもが好きそうな味つけのものを、いつも1:1くらいで用意してます。どっちも作るという感じですね。大人も子どもも食べられる中間の味付けの料理を作ると、どっちも満足しないですね。
わが家も味噌汁は普通に作って、子どもの分はお湯で薄めたりします。大人はピリ辛のものを食べたいと思うので、ゆずコショウとかラー油は別皿に出して、つけて食べてもらうようにしていますね。旦那さん用と子ども用で、わざわざ違うものを作ったりすることはないので、薄めたり、濃くしたりで調整します」

料理上手な山本さんのお子さんなら、さぞかしどんな野菜も好き嫌いせず食べてくれると思われがちですが、そこはどこの家庭も同じよう。
「子どもの野菜嫌いはウチも悩みです。ウチの子の場合は汁物が好きなので、最終的には味噌汁に入れちゃいますね。すべての野菜が食べられなくてもいいとわかっていても、一人目のときは『食べなさい』と怒ったりしていましたね。一生懸命、食べさせようとして食べなかったり、逆に好きだったはずの野菜を急に食べなくなったり、それに振り回されたこともありました。でも、それこそ“空腹が一番の調味料”というのは本当で、むちゃくちゃおなかがすいているときに、嫌いな野菜を『味見する?』と、あげると食べたりするんですよね。なので、最近は子どものタイミングを待つようにしています。好き嫌いはいつかなおると思うのですけど、無理やり食べさせられた記憶があると、大人になっても食べられなくなっちゃうから…と自分に言い聞かせています。
子どもって、家でいつもと同じ感じで出すと食べなかったりするのに、外食で出てきたら食べたり、お弁当に入っていたら食べたりとか、そういうことってありませんか? お弁当だと食べて帰ってきたことがあったので、そのときはお弁当に入れていました。結構、雰囲気が大事かなと思います。みんなで『おいしい!』と言って食べるとか、あたりまえですけど。
『どうやったら食べてくれるのー!?』って、イライラすることもあると思うんですよね。がんばって、工夫して、かわいく切ったときに限って食べなかったりして、そういうときのイライラしているお母さんって、子どもにとっても悪循環なので。親がやる気を出しているときほど食べないです(笑)」

今回の新しいレシピ本のポイント&おすすめレシピ2種

今回はブログでよく質問のあった、人が来た時のおもてなし使える、簡単に見栄えするレシピを入れたのがポイントとのこと。また電子レンジだけで作れるメニューも多く、とくにパスタの作り方は必見!
「鍋で麺をゆでるという工程もなしで、いきなりタッパーに麺を入れて、水を入れて、味付けもタッパーでしちゃうという調理法です。パスタって気軽に作れそうだけど、鍋を洗って、フライパンも洗ってって、実は洗いものが多いんです。
電子レンジレシピでこだわったのは、電子レンジだからこそうまくできるものを中心に載せたことです。パスタなんか、むしろレンジで作った方がおいしいんじゃないかなと思います。がんばってお湯いっぱい沸かして、作っていたのが何だったんだろうって。今回は工程の写真も入れました。文字だけだと作っている途中で、本当にコレであってる?って、不安になるものが多すぎるから(笑)」
暑い夏は、「レンジで簡単」とか、「時短」というキーワードはうれしいですよね! 夏休みの簡単ランチにもぜひ試してみたいものばかりです。

◆レンジで一発!さば缶で*さばじゃが

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【材料】
ジャガイモ・・・小2個(200g)
さば缶(みそ煮)・・・1/2缶
(A)
みりん・・・小さじ2
しょうゆ、さば缶の汁・・・各小さじ1
あれば万能ねぎの小口切り・・・適量
【作り方】
1.ジャガイモは皮をむき、7mm幅の輪切りにする
2.耐熱コンテナにジャガイモを入れ、さばを少し崩してのせ、Aをかける。上からふんわりとラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。ざっくり混ぜて器に盛り、あれば万能ねぎを散らす

◆材料3つ!豆乳かぼちゃドーナツ

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【材料】
カボチャ・・・正味100g ※皮と種を取って100gくらい、1/8個くらいです。
豆乳(調整または無調整)・・・100ml
ホットケーキミックス・・・150g
揚げ油、好みで粉砂糖・・・各適量
【作り方】
1.カボチャはひと口大に切って耐熱容器に入れ、水少々をまわしかける。ふんわりとラップをかけて電子レンジで4~5分加熱し、水分があれば捨て、つぶして冷ます
2.豆乳を加えて混ぜ、ホットケーキミックスを加えてさっくり混ぜる
3.フライパンに揚げ油を170℃に熱し、2をスプーンですくって落とし、こんがり揚げる。好みで粉砂糖をふる

<文:あんふぁんWeb編集部>


抽選で2人に山本さんの新刊「syunkon カフェごはん6」をプレゼント!

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料理コラムニスト 山本ゆり/740円(税別)/発行:宝島社

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