ママライフ

体操の先生に聞く!速く走るための練習法と運動が得意な子に育てるヒケツ

夏休みが終わったらすぐに運動会!という幼稚園も多いと思います。運動が得意なお子さんも苦手なお子さんも楽しめるとよいですね。今回は運動が好きな子・得意な子に育てる方法について「幼児活動研究会(株)コスモスポーツクラブ」の川崎支部支部長・堂閑章宏さんに話を聞きました。

速く走るコツと自宅でできる練習法

足の速い子、リレー選手はみんなの憧れ。速く走れるようになるための自宅でできるトレーニングはあるのでしょうか? 堂閑さんによると「もも上げがオススメ。子どもがヒザを90度に曲げた位置に、空のペットボトルや丸めた紙などを用意し、そこにももが当たるようにしてあげるとお子さんにもわかりやすいですよ」とのこと。この練習で、手もしっかり振れるようになるそうです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「少し前の子を追いかける・少し後ろから追いかけられるのも有効。パパが子どもの表情を見ながら、少し前・少し後ろを走って追いかけっこをするのもよいですね。子どもに全力を出させることが目的なので子どもの様子を見ながらパパがコントロールしてみてください」。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「広い場所で線の上を片足ケンケンやスキップさせるのもしっかり地面を蹴る練習になります。目線はしっかり前方。3〜4メートルの短距離を反復させて。『隣や後ろを見ない。まっすぐ前を見て走るように』という声かけも大事」とのことでした。

運動神経って遺伝する? 環境が大事?

ママ友と話していてよく聞くのが「パパも私も運動は苦手だから…」という言葉。運動神経って遺伝するのでしょうか?
「多少はあるかもしれませんが、遺伝というより“環境”では?」。
確かに、体操の白井健三選手やレスリングの吉田沙保里選手などは、生まれた時からそのスポーツに親しめる環境で育っていましたよね。やはりパパやママが日頃からスポーツを楽しんでいる家庭の子のほうが有利なのでしょうか?!

「家にプールや鉄棒や跳び箱がなくても大丈夫。外で元気に遊ぶ、お腹を空かせる、たくさんごはんを食べて、夜はぐっすり眠る。それも動ける体作りのために重要なことです。3〜6歳くらいはいろいろなことを吸収しやすい時期。アレコレ考える前になんでも体験させてみること」というアドバイスは、元スイミングコーチの私も同感。これから始まる夏休みはいろいろな短期教室が開催されています。それらを利用してみるのも子どもの可能性を広げるひとつの手かもしれません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

運動が苦手な子への働きかけ・言葉かけ

では、運動が苦手な子、運動会なんてキライ、という子への言葉かけや働きかけはどうしたらよいのでしょうか。
「まず、親として何が嬉しいのか考えてみてください。順位は関係なく、お子さんが全力を出し切れることでは? 例えば『これまで一生懸命練習したことがすごいと思うよ!目標に向かっていくことは大事だけど、今日1日、◯◯ちゃんがすごくがんばっていたことがお母さんはとっても嬉しかった』など、お子さんをたくさんほめてあげてください」。
つい「残念だったね、来年頑張ればいいよ」と言ってしまう私は堂閑さんの言葉に反省…。

とは言え、自分の子ども時代を思い返すと、クラスメイトが見ている前で転んだり、ビリになったりすることは恥ずかしいし、鉄棒や跳び箱ができないのも悔しい! お母さんに慰めてもらっても納得できないかも…。
「図書館やインターネットで、速く走る練習法、逆上がりの練習法などの情報は簡単に得られます。すべてが正しい情報とは限りませんし、お子さんに合う・合わないもあるので注意が必要ですが、親がそれを見て研究し、一緒に練習してあげるのもひとつの方法。お子さんも自信が持てるかもしれません。パパやママと一緒に練習することで運動が好きになることも。その場合、決して無理をさせず楽しく終われるようにしてください。“◯◯してはダメ”という言い方ではなく、“◯◯するといいよ”と前向きな言葉かけをするのも子どものやる気を引き出すコツです」。

堂閑さんの「運動が得意なのも苦手なのもその子の個性。楽しいと感じることは人それぞれ違うもの。お子さんが楽しいと感じるものを探してあげられるといいですね」という言葉が印象的でした。次の週末は子どもと一緒に外で思い切り体を動かして遊ぼうと思います!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

取材協力:
幼児活動研究会(株)コスモスポーツクラブ
女躰神社幼稚園

<文・写真:フリーランス記者 森藤理絵>

関連記事

関連記事

キーワード検索

幼稚園関連サイト

  • こどもがまんなかPROJECT
あんふぁんWebは子育てママを応援しています。