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2017.02.15

Vol.119<東京都>上一色幼稚園 歌舞伎たいけん

顔や声が変わっておもしろかったよ

 歌舞伎役者として修業した若月仙之助さん率いる亀鶴屋(きかくや)が、東京都の上一色幼稚園を訪問。日本の伝統芸能、歌舞伎を子どもたちにも分かりやすいようにとアレンジしたパフォーマンスを披露してくれました。

 「まだかな?」と始まりを待つ園児たちの前で、ホールの幕が上がります。「あれ?」と、誰もいない舞台に驚き、一瞬で静まりかえった会場。そこへ、「チョンチョーン!」とツケの澄んだ音が響き渡ります。「わぁー」っと子どもたちから一斉に歓声が上がるとともに、りりしい紋付きはかま姿の若月仙之助さんと若月亮さんが登場。今度は大きな拍手が沸き起こりました。

 まずは歌舞伎の効果音「ツケ打ち」からスタート。仙之助さんが「ツケ板」にツケ木を打ち付けて出す音に合わせて、亮さんが、歌舞伎のいろいろな“所作”を見せてくれます。音があるときと、ないときの迫力の違いは、子どもたちもすぐに分かったようで、みんな納得の表情です。

 次は木の刀を持っての立ち回り。二人の真剣な表情とかっこいい動きに、どの子も見入っていました。

 今度は、歌舞伎のキメポーズ、「見得(みえ)」を体験。ここにもツケの効果音は欠かせません。亮さんがお手本を見せ、「さぁやってみたい人は?」と聞くと、はじめは数人だけが希望。一人のお友達が代表して舞台にあがって、かっこよく見得をしてくれましたよ。その様子を見てやりたくなったのでしょうね。「もう一人、誰かいますか~?」との問いかけに、今度はほぼ全員が挙手! 見得をしたときの掛け声で、体験してくれたお友だちの名前を呼ぶシーンでは、大いに盛り上がりました。

 次は、歌舞伎独特の化粧法「隈取り」を目の前で見学。仙之助さんは、静かに見つめている園児たちにも分かりやすいようにと、説明をしながら、まずはびん付け油を顔全体に広げます。水白粉(みずおしろい)を板刷毛で塗ると真っ白に。白塗りの顔に、紅色や藍色を入れると、みるみるうちに顔が変わっていきます。演じる役が良い人か、悪人かで、その色が変わることも教わりました。化粧が完成し、仙之助さんが衣装替えをする間に、獅子の髪を触らせてもらいます。ヤクという動物の毛でできているかつらに、みんなからは「ゴワゴワだ~」「硬いね」との感想も。

 最後は、歌舞伎の人気演目のひとつ、「獅子の踊り」の披露です。舞の前に、声の出し方次第で、男になったり、女の人、おばあちゃん、怖い人になったりと、実演して見せてくれました。一番盛り上がったのは、「毛振り」という、頭を振る豪快な動き。舞台から降りて、園児たちに触れるほどの近さで、ぐるん、ぐるんと勢いよく頭を回す姿は迫力満点でした。

 日本の伝統芸能、歌舞伎の世界を初めて目にした子どもたち。最後まで興味深く楽しめて、充実のたいけんとなりました。

先生から

普段体験できないことが体験できて、園児たちにとってよい経験になりました。

テレビでしか見たことのない歌舞伎を間近で見ることができて、とてもよかったです。

子どもたちの声

顔が白いのがおもしろかった。髪の毛が当たったのも楽しかった。

声が変わるのが楽しかった。お化粧をした顔が怖かった。

たいけんしたこと

出演:亀鶴屋 若月仙之助、若月亮

プログラム:獅子舞、立ち回り披露、ツケ打ち・所作体験、歌舞伎の化粧・隈取り実演、音当てクイズ、獅子の踊り披露

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